灯台

　　　　　　　　ひれ
　ゆれる夜の指は領巾のようにひるがえる
　一すじ静脈が透ける告策の器羊、
　cram..詰め込む、夕焼けの美しさ、夕焼けの終わり、
　サ ー モ ン ピ ン ク･･。
　ヂヂヂ　ヂユ･･。
　べら棒に腹の皮よじった夜―――し づ ま れ た ま し ひ ･･
　恣意―――椎･･シイ･･
　足をallow...
　言葉は不思議な生き物のように動く―――霹靂、惹起、
　ゲテモノザリガニ、ノーナッシング！
　ヂヂヂ　ヂユ･･。
　チュア･･ヂュア･･
　「と」にも『かく』にも―――。　
　幾年幾年、悠々蝶―――。
　さからふさかなでる、
　うつろひやすいときのまの雲の岐れに、
　未練陋習、老人臭･･？
　（鰈臭･･。）
　いぶきのあすをしらとりの、
　よこぶえひびくプラチナの、
　、、、、、　、、、、、
　死屍ったか、獅子ったか―――
　タバ、タベ、タビタバダ･･
　ヂヂヂ　ヂユ･･。
　額（学？　楽？）問わず、
　―――ギャグ、愕―――ッツ･･。
　御覧、御覧、
　ガゲギクガゴ･･。
　か―――クコ･･
　―――よ/び/さ/ま/す。
　はるかなふるさとによじれるくちなは、蔦のしめなは、
　不在の現在を画めきて見ゆ･･
　遊愚脳、上葉上吾鵜胃･･
　―――ヂユ！　
　、、、　、、
　りりり･･から―――。
　意図的瞬間の間に、欠落的瞬間、
　朱感―――。
　あ ん た 股 孔 、 詩 槽 脳 漏 ･･。
　しい―――っつ･･。
　野分よさらば駆けゆけ。
　湿気のやうに大きくしみだ･･、
　し―――。
　【忌み出し】【イ･･ミ･･ナ･･シ･･】
　浮かび上がる･･。
　みだらな藻のみだれ、
　　　　　、、　　　　　　　、、
　みだれるときうちおとされるとき、
　し―――。
　[シ][シイ][ヂ]
　･･･『ヂヂヂ』―――ヂユ、
　、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
　さしのべられたひとけのない注をおよぐよ、
　グヨ、グポパピラ･･･
　リオ、テルナシ　ア　―――。
　言葉の靴をほのじらむ陶器のなかへしなやかな鋼鉄が、
　ワイヤーロープ（グア、）（ゲアプ？）（ゲラゲラ！）
　、、、、、、、、、、、
　毛嫌いしながらも喰らふ。
　、、、、、、、、、、、、、
　べらりと剥けてゆくとつ先に、
　夜―――たゆたひ･･たちまち、
　ち　ら　ば　る　時　間　･･･。
　ヂヂヂ、ヂユ･･。
　（ヂユーッツ･･シューッ･･･）
　―――きみはいきまき、きみは、せきまき、
　きみは、バキボキ、
　イイィーッツ･･･・。
　ヂヂヂ、ヂユ―――。

　くゆる靄くずれゆく瞳の中のしづ枝、
　音もなく無際辺にひろがつている静謐、崩れた壁、
　あなうらと地面、
　一個のバネ仕掛けの人形の野卑な冗句、犬刻番、
　ごった煮、ゆすぎすぎ、
　うさぎすぎ！
　ふくらみもりあがりおしよせくだけちろうとするなぎさに、
　さらさらと音を立て裳裾のひだのやうに
　君、煤煙、円周、不可視、
　ヂヂヂ、ヂユ―――。
　シ ー ラ ー カ ー ン ー ス ･･。
　くらいあをみどろのおどろのいなか役者の狂信徒の、
　人情から潔癖から嘲りから呪ひから、―――突然の背後から･･。
　またもや『夜』―――歩く、喋る、笑ふ、働く、希ふ、
　四囲―――示威･･シイから、シイから･･。
　ヂヂヂ　ヂユ･･。
　ポンカンポンカン･･･バカン･･ボスボスボスボスッ･･･プスン･･･。