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(もうひとりの自分の顔)というのを考えている。 たとえば、『罪』があって、『罪がない』(様式)の中から、 、、、、、、、、、、 ―――何かの情報を引き出すみたいに。 、、、、、、、、、、、、、、、、、 図面上では入り組んでいるはずの機械も、 、、、、、、、 眼の前にすると、『ある形や色』になって―――る・・。 都市を構成する交通・建物・エネルギー活動。 分配、負荷分散のワークステーションとしての街・・。 ひょっとしたら、それって自分じゃなかったんじゃないか、 [錯覚―――誤差・・] (細い糸が現れ、その感覚の根と枝に情感が反響する、) と、おりえは思う。 こういう[神秘的な付与]には、 いつも“何かが潜んでいる”という視点がある。 それはもちろん、『不毛』だし、『恐怖』だ、 ―――でも生ー命を孕む・・。 サンショクズリノ、コウコク、ノ、『エ』、ミタイダッテ・・ そんなことを美紅ちゃんに聞く。 「忘れるということは、いいことだよ。」 ふうん、マイクロプラスチックなのね。 ふうん、電磁波過敏症なのね。 ふうん、日本消費者協会なのね。 w.a.t.c.h. ―――不可解な感覚の異常――― テストの成績や、ルックスの評価ではまかなえきれない、 本質的な人間の悩みを、レコード・プレイヤーは説明する、 本は説明する、知性や思慮からくる樹木の得体の知れなさ・・。 藤崎さんに聞いてみる。 「・・・白いね、それ。」 わけのわからぬ恍惚感、意識の淀みや影、ニュアンス、色彩、 それがどんなに明視を伴うものでも、生産し、欲望し、前進していっても、 じゃあどうして、 じゃあどうして、 君は笑ったの、人間は別に学校に通わなくてもいい、 君は笑ったよ、人間は別に国家に属さなくてもいい、 君は笑ったんだ、人間は別に自分に従わなくてもいい・・。 >>>「済んだ」とか「終わった」って誰が決めたの? おもったことや、かんがえたことが、 ・・・こころのなかにのこらないのはさみしい。 公園に来て、かもちゃんがカレンちゃんに、 弟子よ空の羽ばたき方を忘れたか、 コウデスコウデス、ソウダロ・・。 、、、、、、、、、、、、、、 ・・・浮ついているかも知れないけど。 彼方に光があって、それを追いかけているようなイメージ。 でもそこへ、―――そこに・・精神と肉体のズレがある、 ひび割れ、亀裂、矛盾、弱さと強さという天秤がある・・。 、、、、、、、 岬ちゃんに聞く。 「あの、変な言い方だけど・・パンツをね・・はくよねって。 昔、考えてた時、そう思った―――の・・。」 戦車と機関銃。核ミサイル。 野蛮でサディスト。 ・・・・・・・同一化がうまく受け入れられない、 引き返せない、けれどそれはそこにあって、 でも、そんな自分を、あるいは姿勢を、表現を、 、、、、 とどめた―――。 こころがゆれるときは、と美紅ちゃんが言う。 自分が誰かを励ましたり、 自分が誰かに優しくしたり、 自分が誰かに必要だって思うことを、 一つずつ丁寧に思い出す―――んだ・・。 >>>人間は一人では『獣』と変わらないのだからね。 ・・・魂が、だから必要だった、 だから“時の流れ”を受け容れる必要があった、 >>>凡庸さの中に潜む真理の追究。 [幸せになってほしい]と、 [幸せになりたい]と、 [幸せです]が、全部一連の方程式なら、 私たちはきっと病気になったりしない。心の病に至らない。 漠然と曖昧になる固定点、無智なほど適用する対象、 適切な対処が、ぼやけてゆく。 考え過ぎだね、 二者択一とまったく遠いところに来たね、 それは非人称をめぐるもの・・。 、、、、、、、、 お兄ちゃんに聞く。 「写真集をさ、図書館で眺めてると同じようなことを思ったな。 無数の虚実をともなった記憶が、様々な幻想の中の出来事と、 よじりあわせてゆく、というのかな・・」 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 何処にも位置づけがたい感覚的認識を持っている人。 「自作のロープと、本当のロープと、 誰かが用意した脚色の中のロープと・・。 でも、ロープはたった一つ、クイズや、なぞなぞ、カラクリなんだ。」 ピンと張った現実も、ゆるんだ現実も、こころのなかのもの・・。 ・・・・・・ブランコに乗っている真壁センパイと藤崎さん、 滑り台をするゆさぎと岬ちゃん、 写真を撮っているお兄ちゃん、 そして木陰のベンチで家から持ってきた水筒の緑茶を飲む私と美紅ちゃん。 リアル ―――そしてこれが私の『現実』・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月22日 02時22分22秒
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