トロントより、おはようございます。
雨模様の木曜日です。
ここ数日、カミナリマークの天気予ばかり見ています。
明日も雷さんがついていますね。
不安定な天候が続きます。
今日の新聞一面は、やはり金利引き上げに関連する記事。
7年ぶりに金利が上がった結果、どんなことが起きるか。
住宅ローン、借金の返済、ガソリン価格上昇、学生ローン返済、などなど。
判り切ったことで今更、という内容ですが、それでもやはり7年間低金利に慣らされた生活には、こうした値上がりは影響があるのでしょうね。
その下には、この記事が載っています。
この女性の服装、ちょっと見慣れないものですよね。
そう、この女性、Julie Payetteさん(53歳)は、1999年から2009年までNASAスペースシャトルのミッションで宇宙に行っていた宇宙飛行士。
この方が、なんと次期Govenor General総督に就任することが決まりました。
Govenor Generalとは、英国女王の代理に相当する人で実質的な政治的権限はありませんが、議会法案の承認、第一政党の政権認定、大使の任命・受諾など、国家最高決定事項に承認を与えます(決定はできない)。日本の天皇公務と似た責務を担っています。
これまで、中国系のおばちゃんであったり、カリブ出身の黒人女性であったりと、遺民の国らしい人選が続いてきましたが、今回は、モントリオール出身のフランス系白人女性となりました。
いやあ~、めでたい!(本当はよくわかっていませんが、、、)
先日日本のニュースでも、約1兆トンの氷がついに分離し漂流を始めたとの記事がありました。
1兆トンと言われても、まったくピンときませんでしたが、今日の新聞でその大きさが理解できました。
なんと、この氷山となった氷の大きさ、プリンスエドワードアイランドとほぼ同じだそうです。
小さいとはいえ、一つの州に相当する大きさの氷山が海に流れているというのは、相当なことですよね。
タイタニック号の事故例にもあるように、これだけ大きいと船は避けようがありませんね。今後もこんな大きな氷が流れ出すのでしょうか。事故が起きないことを願うだけです。
さて、今日の話題は、シロクマ。
シロクマと言えば、動物園などで愛嬌を振りまいていたり、足の裏を見せて寝そべっていたりと、まるで着ぐるみのようなかわいらしさも見せますが、実は陸上動物でもっとも危険な動物と言われ、人間を見ると襲い、食べると言われてきました。
US Fish and Wildlife Serviceの研究者が1870年から2014.年の144年間に起きたシロクマに人間が襲われた事故件数を、その生息地5か国について調べたそうです。
さすがに先住民の人たちがあった事故については記録が残っていないので含まれていないとしても、分かる限りのデータを分析した結果、
事故件数 73件(え!たったそれだけ??)
その内約2/3(50件前後)は、若い成人クマの独り立ちの時に起きている事故のようで、襲ったのはオスばかり。
また、11件は、子供を守るためにメス(お母さんクマ)が取った行動。
シロクマはリスクを避ける動物だそうです。
研究者によると、クロクマやグリズリーは必要であれば植物も食べることがあるが、シロクマはそうしたものを食べることはなく、常に獲物を狩らなくてはならないのだそうです。もしケガをすれば、食べ物を獲ることができず、それは死に繋がります。そのため、ケガをしないようリスクを極力避ける習性があるのだそうです。
そうした習性にも拘わらず、人間が襲われる事故が起きたということは、人間側に落ち度があったと解釈するのが正しいのかもしれませんね。
欲にかられた人間と違い、自然界の動物は必要以上の殺生はしないそうです。
きっとシロクマさんは動物園などで見せる愛らしい表情やしぐさが本来の姿なのかもしれませんよ。
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