トロントより、おはようございます。

 

Labour Dayの祝日。

昼間は天気が良かったのですが風が強く、蒸し暑い天気になり、

夕方には雷雨注意報が発令され、豪雨と雷が通過しました。

 

CNEも早く閉園したようでこれで夏も終わりですね。

 

明日から学校が始まります。

 

初めて学校に上がる子や、引っ越してきて別の学校に通う予定の子たちも今晩は不安と期待で一杯ではないでしょうか。

 

トロントでは、地域によってコンドミニアム(マンション)の新築工事がどんどん進められており、急激に人口が増えている地域があります。特にコンドミニアムには若い夫婦や小さな子供を持つ家族が移り住んでくるケースが多くみられます。

 

そこで、問題になるのが地域の学校の収容人数。

新築コンドミニアムが建設される地域はもともと工場や商業地であるケースが多く、周辺に住宅が少ない場合が見られます。当然、地域の学校も収容人数が少ない規模になります。

 

しかし、新築コンドミニアムができ就学齢の子供たちが増えると、地元の学校に入学できないケースもあるようです。

 

トロント教育委員会では、コンドミニアム建設が始まった時点から、

購入者に向け、地元の学校についての情報提供をしているそうです。

 

”地域の学校に入校できる保証はありません”

 

この注意事項は、住宅・コンドミニアムの購入契約書にも記載されているのだそうです。

 

現在、こうした注意喚起がされているコンドミニアム建設プロジェクトは110プロジェクトにも上るとか。

 

写真に写るお母さんは、そうした地域に住む方で明日から下の娘さんが幼稚園に通う予定ですが、はたして上の息子さんが通う学校に入学できるかどうか心配。

 

その地域は、数年前まで住民が少なく、学校には十分な生徒が集まらなかったそうです。2010年には生徒数200名だったところ、今年はなんと500名以上の生徒が集まるそうです。

 

原因は、もちろんコンドミニアム建設による住民増加が一つの要因ですが、さらにこの学校にFrench Immersion(フランス語での教育)が導入されたこともあるそうです。

 

収容能力の限界を超えている学校のようで27名にもなる幼稚園クラスができるそうです。これは異常な多さです。

 

こうした状況はトロント市だけでなく、お隣ミシサガ市でも同様で、人口の急増に教育施設が追い付いていない不均衡が出ています。

 

急激な変化は、様々な問題を引き起こしますが、子供の教育については最優先に取り組んで欲しいものです。

 

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