トロントより、おはようございます。

 

いやはや、なんということでしょう!

今日も暑い、暑い!💦

新聞にこんな写真が!

彼岸も過ぎたのに、この暑さはたまりません。

でも、あと数日で終わるようですね。

がまん、がまん!

(でも、きっと来週あたりは、寒い、寒い、と文句を言っている気がします、、、)

 

今日の話題は、先住民言語

 

トロントで話されている言語は公称約140言語と言われていますが、データに現れないものを含めると約200言語とも言われています。

 

その中でも、先住民言語Indigenous Languagesについては、取り上げられることが少なく、継承していくのが難しい。

そうした現状、先住民の血を引くお母さんが教育委員会に以下の要望を出しました。

写真の女性は、3年生と6年生のお子さんをもつ方でその民族はCree.

 

この方のおとうさんはCree言語を母語としており、あと1世代(自分が最後)でCree言語が失われてしまうとの危機感。

もし、先住民言語だけで授業を行う学校ができればぜひとも子供たちを通わせたいとのこと。

現在、トロント教育委員会では、Elementaryのプログラムで、53言語をInternational Languagesとして3万人の生徒の教えているそうですが、その中に先住民言語はなし。

僅かに、7校でAnishinaabemowin(Ojibwe)のクラスを10年以上にあたり教えているそうです。それを支援しているのがAboriginal Education Centre.

 

2016年国勢調査では、先住民言語を母語とする人は21万3千人ほどで、内オンタリオ州には2万5千人ほど。

 

教育委員会では、連邦政府、州政府などと共同で、どのようにして先生を確保し、学校のカリキュラムに組み込んでいくか取り組んでいくようです。

 

他の地域では、先住民言語の教育強化で継承語として学ぶ子供たちが増えているケースもあり、取り組み次第でその成果が期待できると思います。

 

教育に力をいれるカナダ、頑張って欲しいところです。

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