トロントより、おはようございます。
12月初日の金曜日、なぜか車が少なかったですね。
皆さん、お休みをとってクリスマスの飾りつけでしょうか。
日本の新聞は、皇室会議と相撲界の話ばかり。
皇室会議の話題は、天皇退位と平成の終わり、皇太子の天皇即位と新時代の始まり、といろいろな面で影響もありますのでわかりますが、相撲界の暴行事件は、警察の捜査結果が出てから解明すればいいのにと思いますが、相撲協会はなにをそんなに急いでいるのでしょうか。自分は、警察の捜査が終了してから話すという貴乃花親方の姿勢のほうが正しいように思いますが。
国会はわけのわからない答弁ばかりで、これが国のトップエリートかと思うと情けないを通りこして、呆れてしまいますが、そんな答弁に対して徹底的に追及できない野党の議員もなんとも頼りない。
それよりも、関心は北朝鮮の動き。
ICMBと思われるミサイルを発射し、いよいよ切羽詰まってきました。
戦争突入の可能性が高まってきたと感じますが、日本のあののんびりとした報道の空気はなんでしょうか。
戦争になってもアメリカが守ってくれる、日本への被害はないとでも考えているのでしょうか。
それとも、防衛相や自衛隊では、戦争になった場合の被害想定を独自に出しているが、政府官邸がその発表を抑え込んでいるのでしょうか。または、アメリカの専門機関が出している被害想定でよしとしているのでしょうか。
と、まあ、そんなことを感じながら、日本のニュースを見ていますが、そんな事態にならないことを願うだけです。
今日の話題は、日本のことよりもカナダのこと。
トランプ政権はロシア疑惑がどんどん深まってきており、窮地に陥っています。
アジアのことなど、構っておられず、さっさと片づけたい、と軍にゴーサインを出さなけばと思っていますが、カナダでは、アメリカから脅しをかけられているNAFTAの先行きが心配です・
最新の経済レポートによると、
もし、NAFTA協定が破棄された場合、一般消費者が買う商品の価格は、約0.8%値上げとなる
と分析、報告されています。
その理由は、
カナダドル為替が弱くなり、関税が上がるため。
これを一般家庭への影響で見てみると
世帯所得5万ドルから6万ドルの一般平均家庭の場合、年間400ドルから500ドルの支出増となるのだそうです。
これが多いとみるか、少ないと見るかは様々な他の要素もあるので一概には決められませんが、誰の得にもならないことは明らかなようですね。
NAFTA解消でもっとも影響が大きいと思われるのは、カナダの自動車産業。
特にカナダで生産して、その80%程度をアメリカ市場に輸出している会社。
じっと様子見ですが、だんだん雲行きが怪しくなってきていますね。
トランプ政権、ロシア疑惑、トランプアドミニストレーションの人事体制の未確立、などなどまだまだ不安定なアメリカですが、この先、どうなるのでしょうか。
まったく、世の中、いいニュースがありませんね。
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