トロントより、おはようございます。

 

昨日の春のあらしで、トロント地区はかなりの被害が出ていたようです。

工事現場の足場が崩れたり、停電したり、樹の枝が折れたり、、、

それにこんな事態にも。

一瞬、え!エアカナダが水上胴体着陸?

 

と思いましたが、実はこれ、トロントダウンタウンの南にあるトロントアイランドのBilly Bishop Airportの滑走路。

強風の中、移動している飛行機に強風で飛ばされた湖の水しぶきがかかっている様子。

 

この波の様子からみても、相当な強風であったことがわかりますね。

 

あ!そうそう、今日は今(夜11時過ぎ)帰ってきたばかりで新聞をじっくり読んでいませんので、目に付いた記事だけ、さらっとご紹介します。

 

トロントの東に隣接するピカリング市(そうです、先日ご紹介した原発がある市です)で、新しいカジノが2019年にオープンすることが決定したようです。

お隣の市Ajax市にあるCasio Ajaxは閉鎖となり、ピカリング市にカジノが移ってくる予定で、その場所はDurham Live Siteと呼ばれる場所。

カジノが開設されることでピカリング市には1万人以上の雇用が生まれるそうです。ただ、現在のCasino Ajaxの従業員も移ってくるのでカジノ本体での雇用純増は1700人分だとか。

 

またまたトロントに近いところに娯楽施設ができますね。

さて、これはいいことなのか、どうか?

 

この記事の隣にこんな写真が載っています。

あれ?直進禁止の標識の横を堂々と直進する車??

 

これは、ダウンタウンを東西に走るKing Streetで実施されている2.6キロのパイロットプロジェクト。

多くの交差点で右折しかできない車の流れを作り、交通量を制限し、路面電車をスムーズに運行するもの。

でも、御覧のようにこうした標識の意味を知らないアホなドライバーが沢山!

もう少し、こうした違反を厳しく取り締まったほうがいいと思うのですけどね。

でも、そのためには膨大な数の警官が必要になってしまうかな。

 

さて今日の本題は、住宅価格下落。

 

日本でバブルがはじけたときに、住宅価格の大規模な下落があり、大損をした人、住宅を売っても住宅ローンを全額返済できず借金だけが残った人がたくさんいました。

 

カナダの人は、住宅価格が下落するなんて信じていない人がたくさんいます。

1980年代半ばに住宅価格下落がありましたが、その経験を覚えているのは今の70歳代以上の世代でしょうか。

 

ところが、今トロント地域で起きている住宅価格下落で大変困っている人が出てきています。

 

この写真の家族、新築住宅を購入する契約をしてその完成を待っているご家族ですが、その完成の前に既に住宅価格が下落しており、住宅ローンの工面に苦労しているそうです。

購入したのが2017年2月。

この月は、昨年もっとも住宅価格が高かった月。

 

しかし、その後オンタリオ州の住宅価格高騰沈静化策が次々と出され、住宅価格は下落に反転。

 

今の市場価格では、この新築住宅を即時販売しても、値上がりを見込んでいた価格より20万ドル以上、下回る価格でしか販売できないとのこと。この家族は、こうした損失を生んだオンタリオ州政府の政策を非難しています。

 

ただ、ちょっと待ってくださいよ。

最初から販売価格を見込んで購入したということは、投機目的。

投機に失敗したからといって、政府施策を非難するのは筋違いでは。

(まあ、非難したところでなにも変わりませんけどね)

新しい住宅にちゃんと住んで、長期にわたって値上がりを期待するのであればまったく問題ないのでは。

儲けた時にはなにも言わず、損したときだけ政府施策を非難するのはアンフェア。

自分たちの読みが甘かったと諦めてください。

 

以上

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