トロントより、おはようございます。
ほぼ快晴の空が広がっています。
陽射しはかなり強く、家の中や車の中にいると暑いくらいです。
でも、まだ空気が冷たく風も強いため、気温は10度以下。
体感では一桁の下の方ではないでしょうか。
今日はあの暴走殺人事件が起きてから最初の週末。
事件が起きた通りでは、追悼の式典が行われました。
新聞も、亡くなった10名の方や関係の深かった方の話を特集しています。
トロントは、多民族都市。
ニューヨークがるつぼと言われることに対し、トロントはモザイクと言われ、人種、出身国、身上、宗教などが違う人達がお互いを尊重しながら共生しています。
今回の事件は、たまたま(新)韓国人街で起きましたが、亡くなった人は様々なバックグランドを持った方々です。
他国、特に欧州で起きた同様な事件の場合、難民として入国した人によるテロと認定されたものもあり、その後難民受け入れ反対といった動きになっているケースも見られます。
今回の事件の場合、まだ犯人の動機がはっきりしていませんが、今のところ、犯人に対して、特定の国、移民、難民といった身分を問題にしている大きな動きはないようです。
むしろ、そうした様々なバンクグラウンドに関係なく、トロントに集う人は全て同じトロントニアンだという強い団結意識が生まれたように感じます。
一部には、こうしたコミュニティーの共生を政治な思惑を歴史認識や人権問題にすり替えて壊そうとする活動家もいますが、トロントニアンはそんな動きに負けません。
そんなことを強く感じた1週間でした。
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