バイクじゃないよ、ハニー。その話はさておき半月に一度の更新で御座候。クリスマスを前に再び幼児を持つ親たちを阿鼻叫喚の底へたたき落としている妖怪ウォッチ。もちろん姫んちの皇子も妹君も妖怪体操第一は踊れるそうで御座る、げに恐ろしや。しかしあの曲、ヨーデルヨーデル、まではイイとして、その後はどうしてもイケールイーケルイケルケルケルケロック(曖昧)、と続けてしまうおっさん。もちろん、キー桜キー桜高価なお酒、(曖昧)と来て、旧いのれーんのモーダンな味、と繋がる。おそらくはその辺も意識をして、お父さん世代すら取り込もうとする昨今流行のメディアミックスに違いあるまい、皆さんお気を付け召され。
さて。
妖怪のせいにするわけではありませんが、まぁ、エレクラの作業も何も完成しておりませんな、グワァヒャッハハハアン。ちょっと思いついたリフを打ち込んで、多少アレンジ的なベーシックなモノを作ったりはしましたが、完成までは至らず、というか先は見えず。どうも手には着くが、どこを落としどころとするかが最近どうも分からない。それが見えれば一気に走るのだが。
それにしても冒頭のリフは、エレクラ同世代のギター弾きなら一度は弾いたことがある、という有名曲にそっくりなんですが、それを元にアレコレしている内に何でこんなに暗い曲になるのだ?という感じで止まってまして、その辺どんなに御気楽御気楽御陽気に、とヘラヘラしていても、胸の裡ではどす黒いヘドロのような心持ちを持っている証拠でしょう。
参考にしたリフが元々ギターモノで、もちろん思いついたのもギターの練習の前にちょっと手に馴染ませている最中に思いついたモノ。アレンジをしている最中でも、キーボードとギターをとっかえひっかえしながら、何かプラスアルファを求めるものなのですが、最近やっぱり練習をしているだけあるね、という結果がそこはかとなく見えてきているのね。
まぁ、何も完成させていないところで口だけで言っても、何の説得力もないですが、多少タッチ的な感じが、ちゃんとギタリスト然としている、気がするのね。気がするだけですけど、言葉では言い表せない、クインとした感じが、何の気合いも入っていない状態でポロッと出てくる。
前々から、このブログで、全くギタリストとしての自覚がない、と云ってきまして、今でももちろん、担当楽器は?と尋ねられると多少伏し目がちに照れながら、ギターを少々、と云うのが関の山ですが、それでも練習はちゃんと根気よく、ストイックにしておくものです。前にエレクラにいたギタリストより上手くネ?ぐらいはちょっと思っていたりします。早弾きは下手ですけど、バラエティには富んでますから。
それはさておき、一応エレクラはぼちぼちとしかやっていませんが、音楽と手が切れたわけではない、という話で、その言い訳のようにギターを熱心に練習している、という話です。姫と免許更新に行った時、高松のヤマハでそろそろギターの練習を再開しようと思って一冊の教則本を買いまして。それが予定では年内に最期まで到達するようで、全て弾けたわけではないですが、わりとクリアしています。
ギターの練習をする時、今回のタイトル「GX-700」というマルチ・エフェクターに通すのね。これが常時、ミキサーに繋がっていて、そこにパソコンからの音も入って来ていて、尺八チューンズというソフトでリストアップしたさっきの教則本の練習フレーズやら、コピーしている曲やらを流しながら、エフェクターを通した音で練習しているのね。
GX-700というのはBOSSというブランドが二十年近く前に出したラックタイプのギター専用エフェクターで、今は半ばビンテージ扱い。ただ、ギターのエフェクターと云えばBOSSというのが私世代ではデフォルトで、私もBOSSのディストーションの音が一番好きなのね。
だから、と云うわけでもないですけど、もうギターの音はこれ一本でやってます。エレクラの曲で聴けるしま♪さんのギターの音は全て、GX-700の音です。逆に言えば、これ以外の音は扱い方も含めて、しっくりいく気がしません。十全に使いこなすために、足下もこんな風にしちゃったくらいで。
前 にもブログに載せたけど、枠組みは自分で大工仕事で作ったモノで、まさしく自分仕様、オーダーメイド。ギターを弾きながら足でこれをガッチャガッチャやるのがちょっと楽しかったりするのね。
しかし、これまた何度も言うように、ワタクシ時々、ギターと疎遠になる時がある。今までにもいろいろなことが重なって、ブランクがあってまた再開、ということを少なくともこのブログを始めてからでも何度もある。そのたびに、久々にGXにギターを繋いで、というところから始めるのね。
今回もさっき云ったように四月ぐらいに再開したと思うのだけど、今回だけはちょっと趣が違ったのね。というのも、このGXがそろそろガタが来始めたようで、それが度重なるブランクのせいか、それこそ二十年使っている寿命なのか、よく分からないけれど、明らかにちょっとやっかいな症状が出始めているのね。
原因をちゃんと究明していないのではっきりとしたことは云えないのだけど、時々、ディレイというエフェクターが掛かったり切れたり勝手にする。分かってないとそれこそ妖怪の仕業に思えるのだけど、ディレイはさっき画像で示したボードのペダルの一つでオン・オフを切り替えるように設定していて、いわばそれを勝手に誰かが踏んでいるような感じ、といってしまうとやはり妖怪のせいなのか、ヨーデル。
GXみたいなマルチの好いところは、まさしく設定の自由度にあって、これはディレイ掛けっぱなし、という音ならペダルの設定は切ることが出来る。そういう音は別に問題がないので、その辺がどうも逝かれているらしい。まぁ、それでも時々出る症状、ってコトなので、特に何か対策をするわけでもなく今でも使っているのね。レコーディングにはおそらく問題なさそう。
それがこの半月の間に、ちょっとした事件に発展した、という話をしようと思うけれど、あまりにも長くなりそうなので、この辺で明日にヨーデル。
なんてね、師走だね、って云ってみました。教師も走るぐらいだから穀潰しも多少歩幅は早くなる。前にも云った ようにクリスマスが近づくと、何かやり残した気がして柔らかな後悔をする、というSIONの曲の如く、何となくブルーになってしまう。その辺を今年中に、なんてことを考えることで紛らわせるんだけど、最近は、どうも来年こそは、的な思考に変わっている気がするのね。まぁ、今年やれそうなこと、って大したことを設定していたわけではないけれど、大体やったしね、ダートムーアも弾けるようになったし、ってコトで。
それでは今日はこの辺で、ごきげんよう。