December 28, 2016
『Dr.が知っておかねばならない東洋医学の常識』 その339(第2340回)
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⭐️Dr.のための鍼術講座連載開始⭐️
昨年末から一時休止していました鍼狂人の独り言❗️❗️
再開はDr.が知っておかなければならない東洋医学の常識。
Dr.のみならず鍼灸師、一般の方にもわかりやすく解説しています。
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Dr.のための鍼術講座 338
病の重要なものと重要でないもの、
それから治し方の先後というものを良く考えてやらないと、
場合によっては亡くなってしまうという事なのだ。
だから表裏同病の場合、
一般法則から言えば先表後裏だが、
裏の病が重篤な場合は重篤な方から治療する
という原則に今度は変えていく。
こういう事も実は孫子の兵法に沢山書いてある。
戦ばかりしていて、ずっと勝っていた。
勝っていたけれども、ある局面から勝てなくなった。
その場合は直ちに退却して本陣を整えろと。
整ってきたらまた戦にでれば良い。
これと同じ。
そのままだと自身が潰れてしまって、
次に自分の軍隊が全部潰れてしまう。
終いには全滅になってしまう。
だから戦を一時中断して、
その時は徳川家康が良く使っていた和睦。
自分が不利な時は和睦して、
良い条件の時で一回休戦をする。
そして自分の力を蓄えてまた攻撃に出る。
それとまったく同じなのだ。
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