田園酔狂曲

カァちゃんの仕事で、一番悩ましいのは食材の仕入れです。
夫婦ともに、飲む喰うを日々の楽しみにしているから仕方ありませんが。
徒歩圏内に大型店舗が三店在った時は、不便さもあまり感じませんでした。
しかし、二店が無くなり鶴屋デパートだけの期間が長～く続いた時は、
困ったちゃんでした。
この中心街に居て、まさかの買い物難民になるとは！？
シャレにもなりません。
やっと、COCOSAがオープンして、多少は楽にはなりました。
願わくば、街中の徒歩圏内に、郊外並みのスーパーが一軒でもあればと。
　　　　　　　　　　　　

以前から、生鮮食品の高騰には驚かされることが多かったのですが、
今でも相変わらず、高価な野菜たちが並んでいます。
　　　　　　　　　　　　　　
聞くところによると、昨年はエンゲル係数が上がったとの事。
普通、係数が上がると云うことは、貧乏世帯が苦しんでいると云うのが定説。
しかし、現在の日本の状況は、そんな定石通りではなさそうです。
そもそも！、去年の天候不良による野菜不足からおかしくなった。
ヒゲ夫婦みたいな野菜好きな人間には、この野菜高騰はこたえた。
まるで、南米ベネズエラ並のインフレ。
我ら下流老人には、手が出ない価格帯。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
キュウリとハモ皮の酢の物が欲しいのに、胡瓜がハモより高くなり、苦笑い。
しょうがない、なるべくモヤシ（！）で代用出来る分は（？）と考える。

この野菜高で、ほくそ笑んでる輩がいる。
安部と日銀の黒の“アベグロ”コンビ。
これで、物価２％アップ、デフレ脱出か？
こんなんで喜ぶとは、“あべこべ”と思うが。
しかも、更に電気料金やガス代が上がり、年金生活者の抵抗手段として
財布のヒモを絞るしかない。
下手に蓄えを使いだしたら、えらいことになる。
“何をさでするか”見当もつかない今のアベ政権では、とんでもない事をしでかすに
違いないから。
その時に備えて、備蓄だけは残して置かないと。
なにしろ、政権が信用ならない（！）から、高齢者は大変です。

そんな時、再び大本営発表！
　　「　今の好景気（？）は、バブル期を越えた！　」　
　　「　株価も、こーんなに上がってます。　」
ケッ！　
バカ野郎、どこが景気が良いか？
いざなぎ景気越えだとー？
こんなに庶民に、何の実感もない波も立たないのを、『べたなぎ景気』言うんや。

大企業は、ひたすら内部留保に務める。
地方の中小企業は、人件費の値上がりに青色吐息。
高齢者は、デパ地下で惣菜物や魚が、半額セールになるのをジッと待つしかない。
アベ政権に見せてやりたいモンだ。
どこに、景気が良いなんて実感できると云うのかい？
格差は広がり、景気のケの字もない。まるで、豊田の好きなハゲ頭みたいに。
アベグロは首をひねる。
「　何故だ？　何で国民は金を使わない？
　　株で儲けさせてやったのに。
　　大企業は、何でドンドン設備投資しないのか？
　　それで、日本国津々浦々、下々まで銭が滴り落ちるように循環するハズなのに。　」
　　　　　　　　　　　　　
もう、国民がアベグロを信頼しないので、金ばらまけど踊らないのです。
日銀は、グロ一強になり、誰も文句を付けれない。
国民は、何を信じればイイのか？
ジッと、タンスの中を確認しよう！　（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
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