田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

永世七冠への道

2017-12-11 19:18:51 | ヒゲの毒舌
80年代、或る日の田園 ・・・ カウンターに居るヒゲに声を掛ける客。
 「 よぉ~! ジュンな知っとるネ? 今からは、ハブばい! 」
ヒゲは、一瞬戸惑いました。
ハブとは、沖縄のあのハブ? ぐるぐる巻きの海蛇の乾物は知ってるが。
ひょっとして、生のハブ料理が流行り始めたのか?
新しい沖縄料理か? それはうっかりした。
そんな後悔がうずまくヒゲに、くだんの客が続けた。
 客 「 7六歩 」
反射的(?)にヒゲ 「 3四歩 」
この時、ヒゲは分かりました。
ハブとは、その時、新四段になったばかりの羽生善治の事だと。
“ はにゅう ” と呼ぶモノと思っていたヒゲでした。 (汗)
       
               ≪ 四段当時 ≫    

この客は藤園中学の同級生で、臨時の合唱団で一緒になった仲間。
五年後、ばったり鶴屋デパートで再会します。
熊本市で初めて行われた将棋名人戦の解説会が、デパートで開催されたのです。
大山 VS 升田幸三のマッチ。 対局場は、市内の料亭おく村でした。
升田九段のひさびさの登場に、世間の期待が高まっています。

高校生ヒゲが解説会場に着くと、見憶えのある顔が。
なんと、コーラスで一緒だった中学の同級生。
しかし、ヒゲは訳もなくムカつきます。 
    「 何で? 又、お前と一緒なのか! 」

野郎ばかりの解説会場、解説者は、なんと“ピン”さん。
現在の呼び名では、“ヒフミン”と云うらしい。
今やあちこちのマスコミ・バラエティーに引っ張りだこの人気者。
                       
しかし、当時の解説は、まるで別人。
おどけも、ひょうけもない、ちゃんとした日本語でした。 (笑)
終了後、ヒゲは、“加藤一二三・八段”の色紙を頂いた。

田園で“ハブ”の名前を聞いてから随分な時を経て、羽生永世七冠が誕生する。
ヒゲと羽生永世七冠とは、ひとつだけ共通点があります?
午前中のリハビリに行く時、車椅子のヒゲの頭を見て、カァちゃんが笑い出します。
 「 あーたの頭は、ハブさんとそっくりたい!
    ほら、寝ぐせの憑いたまま、髪がぴょんぴょんハネとるもん! 」
   
そして、エレベーターの中か信号待ちの時、理恵夫人に負けじと手直しするのです。 (笑)

           人気ブログランキングへ 
     http://blog.with2.net/link.php?1046790  
          ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あおり運転死亡事故 | トップ | 天ぷらへのいざない~エビフリャ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ヒゲの毒舌」カテゴリの最新記事