田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

サンマの憂うつ

2014-09-20 16:43:37 | よもやま話・料理編
この時期、和食系の店で登場する献立が、秋刀魚の塩焼きです。
いかにも旬を汲んだメニューみたいで、イイのですが。
カウンターの1人客がコレを注文した瞬間、ヒゲはグラッします。 (笑)
店で出す以上、やはりサンマの体形はジャイアントである事が求められるでしょう。
これが、痛しかゆしでして。

さて、サンマが焼き上がると、客は盃を置いて(!)、食べ始めます。
そして、下手すると、 「 マスター、飯ば貰おうか 」 と云う事に。
酒を飲むどころではありません。
売り上げは、やっと2000円程度あがれば御の字。
総売り上げ至上主義者のヒゲには、我慢ならんメニューでした。
なぜ、そうなるか?
やはり、サンマの塩焼きは、ひとりに一匹でしょう。
他の魚みたいに、切り身にはし難い。
更に、特大サイズを求めるなら、もうこのサンマだけでお腹いっぱいになるハズです。
当然、酒類も余り必要じゃあありません。

       

前稿で、痩せたソクラテスの話をしましたが、このサンマこそ、肥えた豚でないと
美味くありません。
つまり、脂がのってないといけないのです。
スーパーやらでパックされてると、以外に選別がむつかしい。
普通、口吻(くちばしの先の方)の黄ばみで判断するとあるが、微妙な時も。
サンマは、横ー体側の広さで判断してはいけないでしょう。
肥り具合は、背中の方から見ましょう。
ラップの加減で、見づらいかも?
首の辺りに注目!
人間のイメージで云うと、肩肥えしてると、OKです。
ヒゲが焼く時には、中央辺りでふたつに切りました。
こうすると、案外合理的に焼けるのです。
姿のままで焼くより。

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