庭のブラッドオレンジに、アゲハが来るわ来るわ。
いやな距離感でアゲハににじり寄るも
彼ら、ぜんっぜん動じない。
私がいてもぜんぜん離れようとしない。
いや待てよ？
これは私に寄ってきてる？
花と・・・間違えて？
もうっ♪
でも
産卵したあと、
あの親指大の幼虫に食い散らかされるのかと思ったら
急に夢から覚めまして。
さぁ庭しごと庭しごと。
10日前にはこんな感じだった
西庭のカシワバアジサイ。
10日たって、
とても華やかになってきました。
このカシワバアジサイの奥のゾーンは
ちょうど我が家の、西北の方角にあたります。
この場所は、日当りも悪ければ
水やりのホースが届かないという隠れた欠点もあり
ブロック塀沿いに設置したフェンスもこのカシワバアジサイどまり。
ブロック塀がそのまま見えている状態で
特になにかを植えているわけではありません。
でも、こうして
植えたカシワバアジサイが
5年でこんなにも大株になって
視界をさえぎってくれる。
むしろ、この背後には何もなくても
これで良い、そんな気分にすらさせてくれる大株のアジサイに、
植物の不思議な力を感じずにはいられません。
先日、うちのお庭を見に来てくれた友達は
「お庭、うちもやってほしいわ～」と一言いったあと
「っていっても、そのあとのメンテナンスが大変なんだよね」とポロリ。
植物ってイキモノ
それが分かっているから
お世話に自信がないからと躊躇してしまう方も多いのだと思います。
でも、そのお友達は、
このカシワバアジサイの前でずっと立っていて
最後に、「うちもこのアジサイは、植えることにするよ！」と
アジサイの名前を聞いて 帰っていってくれました。
私、そういうのが本当にうれしい。
「あると、なんだか心地よい」
「でも、お世話が大変だとできないかも」
「比較的、手間がかからない○○なら、植えてみようかな」
ガーデニングにすごく興味があるわけではないという人でも
なんとなく、植えようかなという気持ちになってくれるなら、
庭をみてもらう側としては
それが、ものすごくうれしい。
今回こんな幸せな気持ちになれたのも
このカシワバアジサイのおかげかもしれない。
どうも、ありがとう。そして毎年、ありがとう。
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すごい！これは立派！