小3息子・我が家のゲーム事情(3) | 否定しない子育て。森と自然と親子の暮らし。

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ずっと強い自己否定をして生きてきた私。母親になって子供たちの生きる姿に自分の生き方を見直し「否定しない」ことが幸せへの道だと知った。保育士となった私が大好きな自然の中での暮らしとともに綴るママと子どもたちへのメッセージ。

我が家のゲーム事情続きです
前記事⇒その1その2

新学期が始まって2カ月余り
相変わらず公園に息子を迎えに行くと
滑り台の上で男子諸君が固まって
みんなうつむいてDSをやっている姿
そこに一緒になって覗きこんでいる息子くん
私の姿に気づくと”やばいところをみられた”とばかり(苦笑)
サッカーボールで遊び出す場面も
別に責めてないけど(笑)

私のゲーム嫌いが身にしみて分かっているからなぁ息子くんは
私が怒るからホントのこと言えないのかなと思い
「ママはゲームで遊んでても怒らないよ。
欲しいなら買ってあげるよ。お手伝いがんばったし」
と優しく言ってみました。

すると息子くん
「もうゲームは欲しくないんだ。見てるだけで楽しいし。
あと、ゲームに飽きた友達が身体動かして遊びたいって。
だから俺が一緒に遊ぶから大丈夫」
だそうな

本心はきっと本当に欲しかった時期もあったのだろうけど
遊ぶ友達がいれば
ゲームなんかなくたって大丈夫なんだよね、子どもは

ゲームを持っていても持っていなくても
お友達とは一緒に遊んでいるし
あんまり関係ないのかな、息子くんの場合にはね

ゲームをやりたい気持ちはあるのだろうけど
やさしい息子くんは、ママが嫌がることはしたくない
のかな、と勝手な解釈
いやね、子どもって本当にやさしいの
親の気持ちをどこかで気にしているんじゃないかな

幸い公園にはサッカーや鬼ごっこに興じるお友達もいて
ゲーム持っている子も、ゲームやったり鬼ごっこに交じったり
それぞれがそれぞれの楽しみ方で過ごしているから

それはそれでいいのかな、とも思う
でも、集団でうつむいて固まっているのをみると
「もったいないな~走れっ」って思っちゃう
私の姿を見て「やばい」と思った息子が
サッカーやりはじめたことで周りのゲームやってた子たちも
わらわらとサッカーに交じり始めたりという場面もあると
鬼ママが来たことでそのきっかけになれば
それもいいかな。
みんなにも身体で遊んでもらいたいから
せっかくだから、ね。
空は青くて風が気持ちいい秋の公園
子どもたちには走り回っていて欲しいのです

でも、まぁ、息子くんのお友達がいうように
ゲームはいつか飽きがくる
散々やって顔をあげたら
きゃぁきゃぁ言って走り回る友達の姿があれば
子どもは本来の子どもに戻って
ゲームを持っている子もいない子も
関係なく一緒になって
遊んでいるから、ね

ゲームがないと友達の仲間に入れないかもしれない
ゲームを持っていないと仲間外れになって子どもがかわいそう


だいたい、ゲームをさせたくないけど買ってしまったという理由に
上記のことを聞くような気がします
私もそう思い込んでいた節があるけど
ただの思いこみだったみたい

子どもにとってはどっちでもいいんだな
我が家のゲーム事情はこんな感じ
両親はスマホも持っていないので
携帯ゲームもなし
子どもにはアナログな環境を意識しています

iphoneとipadの生みの親スティーブジョブスが
自分自身の子どもたちにデジタル機器を与えなかった話は有名ですね

記事はこちら

画面上のコミュニケーションを成り立たせるためには
まずは対面、生のコミュニケーションの経験を豊富に積んでから
だと思うのです
ケンカ上等、幼児の頃からの取っ組み合いや言い争いで
どのくらいやれば身体と心が傷つくのか
他人との衝突を繰り返して
体験を積むことが大事だと思うから
やっぱりゲームの前に
リアル体験
意識してさせていきたいと思っています

ま、たまにはゲームも面白いから
ときどきはね、鬼ママも許しますよ(^^)

もうママの手と目を離れて自分の世界で生き始めるとき
ゲームも自分で選んで遊べるように
伝えるべきこと伝えたいことは伝えていこうと思います

ゲームの次は携帯(スマホ)を持たせるか持たせないか
悩むのだろうな~
息子が中学生になる頃
デジタル事情はどう進化しているのでしょうね

悩みはつきませぬ・・・