あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

命名「国難突破解散」

2017年09月25日 23時36分51秒 | 政治(安倍政権)
 マジで死ぬほど応援したくねぇ。

 過半数、とれなかったら下野するだ?取れねぇわけなかろうが。バカにしてんのか。誰もがそう思ってるわ。

【ロイター】首相「国難突破」へ解散表明、与党過半割れなら辞任も
https://jp.reuters.com/article/pm-abe-presser-idJPKCN1C0168

 とりあえずは「消費税増税解散」とかいう狂ったネーミングではなかったので、多少胸をなでおろした。最悪のキャッチフレーズは回避できたものの、憲法改正のけの字も匂わせない、個人的には「どうやって国難突破すんねん解散」である。

 具体的な方策がなんもねぇ。
 しかし、これほどイヤであっても、現状安倍総理を応援するしかないのである。

 むしろ大勝して、憲法改正に盤石の体制になってほしいとすら思っている。
 ホント、安倍総理にもう少しでも、リーダーシップがあればなぁと思う。なんというか、自分の思った通りの政治ができていない事は、イヤでもわかる。

 「これしかないんや!これが最良なんや!」と血涙を流しながら安倍総理は政治しているように思う。安倍総理が独裁ではない証左の1つ言えるだろう。
 他人の意見を聞きすぎなんだよ。もう1つ言えば、安倍総理が外遊している間に、争点を消費税増税論議にするとかいう話があったのも、言ってみりゃ安倍総理は雰囲気に流されやすいと高をくくられているとも言えると思うのだ。
 外遊行ってる間に、党内の雰囲気を消費税増税ムードにしてしまえと。それで操れると思われているところに、安倍総理の侮られ感が漂っているように思う。

 ところで。話は変わるんだけど。今回の選挙からチャレンジする「希望の党」は、なかなかいい味を出していると思わないか。

 共産党に「あの党はライトウイング」と言わしめ、コテコテの保守と言われる「日本の心」との合流を示唆(政党助成金目当てだろうけど)し、新党公約になんと「消費増税凍結」である!口先だけならば、立派な確かな野党である。

 細野豪志や松原仁、長島昭久のような、民進党出身の自称保守や、日本の心の中山成彬、中山恭子なんかの保守が集結し、主張もいい感じで、消費増税に反対など、俺はなかなか空気が読めているように思っている。

 …が、民進党出身者の受け皿になっている事が本当にいただけない。
 特に、市民の党出身の北朝鮮族、後藤祐一が致命的。

 とまあ、個人的には嫌いではあるのだけど…。希望の党。
 前から言っているが、売国奴がのさばる事ができる土壌こそ、潰していくべきものだと思うのだよね。これで、右気味の、まともな規模の政党が、維新、希望、自民党と3つになったのは大きい。護憲勢力である共産、民進、社民あたりは明らかに退潮状態である。
 俺は、テクニカルな意味合いで、今回希望の党を応援している。
 これこそ、俺は「自民党にお灸を」ではないかと思う。

 維新、希望、自民、公明の4党で、憲法に自衛隊所持を明記だよ。いくらか自民が希望に喰われても、憲法改正指向は揺るがないし、スキあらば念仏のように消費増税を唱える自民党内の連中や、官僚の連中も、消費税凍結を唱える政党に、明確な人気が出れば、慎重にならざるをえない。

 後藤祐一レベルでも受け入れれる状態の希望の党は業腹ではあるが、要するに自民党内の二階のように、保守に囲まれて売国できない状態にしてやればいいのである。
 まずは、有田芳生やら福島瑞穂のような連中が堂々のさばれない環境にするのが肝要なのではなかろうか。

 そんなわけで。今回の衆院選もどうやら見どころたっぷりである。
 北朝鮮有事時期で、なかなか褒められたタイミングの選挙ではないとは思うものの…。じゃあ北朝鮮有事は衆院満期までに終了すんのか?と言われれば、解散のタイミングなんて、今後いつあるんや?という話ではないのかなと。

 そんな事を考えているのであった。
 選挙って、ホント面白いよな。

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8 コメント

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国民に苦い薬を呑ませる術 (七四)
2017-09-26 01:29:42
本当に「消費税」は人気がないなw

財務省データを見る限り、1989年の消費税3%導入以来「消費税が原因で」税収が後退したことなんて一度もない。最も税収が下がった2009年はリーマンショックに始まる世界的な金融危機が原因であり、97年の5%upはこれ又関係ない。消費税が需要を冷やすという論調は明らかに間違いであり、概ね基礎消費にダメージを受ける中低位所得層(年収400万円以下のボリュームゾーン)の(将来の)生活不安から来るイメージ論だね。でも、彼等がボリュームゾーンであるが故に、その声を無視はできない。

フランスのマクロンは労働規制改革をやろうとして急速に支持率を下げ、スイスでも付加価値税(=消費税)upが否決された。うーん…実に政治とは国民に如何にして苦い薬を呑ませるか、という術なんだよね。「フリーランチはねーんだよ!馬鹿者め‼︎」と怒鳴りつけて済むのは独裁国家だけだしね。今回の安倍さんの税率up分の半分を教育改革で使うというのは、だから苦渋の選択として評価せざる得ない。

くどいようだが本来消費税というのは「分配政策」なんだけどなぁ。
野党ゴタゴタの時期を突いた解散 (加藤隼戦闘隊)
2017-09-26 05:04:55
先月末ごろから聞こえ始めたこの解散話ですけど
やはり最大野党の民進党がゴタゴタしている時期を狙ったものかと思います。
弱点は突いていかないといけません。

民進党はモリカケに費やす暇があったのなら
もっとマシな政策論議に回せば少しは支持率に繋がったでしょうに
それをやらなかった。致命的に国民を舐めている結果でしょう。

選挙期間中にロケットマンがまた飛ばすかもしれませんが
どっかの水域に着弾しようとも、ましてや実害が発生したとしても
世論は保守的な考えに傾くだけですので
憲法改正に向けた大きな力になるだけで、デメリットは一切無いと思います。

消費税に言及したのは財務省の顔色を伺っての事でしょう。
私は解散の名前とかどうでもいい派ですが
小池さんの希望の党には期待が持てません。
小池さん、波に乗るのは上手いですが、これまでの成果って
ほぼ批判だけですからね。豊洲も最終的には移転を遅らせただけですし
果たしてまともな政策を作れるのかなー
Unknown (ななしさん2)
2017-09-26 05:55:25
安倍首相の性格を正しく認識してるブログってここだけの気がする
けなすだけか、何か深い読みがあるとか、保守系でそんなんばっかだよ
そうですよね、彼は意志薄弱といってよいくらい、足元がおぼつかない総理だよね
Unknown (ヒトビロ)
2017-09-26 08:11:51
「希望の党」が出てきたので、テレビでの政治討論会などで、こちら側対共産党(民進党や社民党はもう国民の関心の埒外なので?)という、はっきりした図式になりそうでおもしろいですね。共産党の主張や目的が際立って国民に伝わりそうでいいんじゃないでしょうか。

小池都知事は策士ですね~。
若狭代表では心もとないのであわてて出てきて、反原発の小泉元総理まで出してきたりして、焦りもあったと思うのですがテレビでの会見ではにこやかに落ち着きはらってましたね。テレビの使い方がうまいですね(笑)
そういうところが蓮舫さんや他の女性議員との違いというか経験の差でしょうか。
Unknown (ブタヲ)
2017-09-26 09:46:07
七四さん

〉くどいようだが本来消費税というのは「分配政策」なんだけどなぁ。

そうなんでしょうけどねぇ。
ボクは長らく飲食店を経営してるのですが、肌感覚として消費税アップによる客足への影響はひしひし感じてます。

5%までは値段据え置きしてましたが、8%になったときに我慢出来ずに上げたら、客足ががっくり遠退いた感があります…。

今から20年ほど前、景気はこれ以上下がらないんじゃないかと言われてから、そんな淡い期待を裏切るようにどんどん下がりましたしね。
老舗の店もずいぶん看板を下ろしました。

大手チェーンに値段で勝てない以上、それ意外のサービスを提供しないといけないのは常のことですが、未だにバブル期の「お客様は神様」的な勘違いした人も多いのも事実です。
ボクはバブルを経験してませんが、あの頃、多分お金があったから神様になり得たんでしょう。
今はお金を払わずに神様になりたがる人がほとんどです。
そういう方のほとんどが〈サービス=タダ〉だと勘違いしてるんですが、本来サービス業界でいうサービスとは“店(或いは企業)側がお客様に対してお金を掛けずに出来るもてなしの心”であり、プラスαで無料で差し上げる贈答品のようなものでは無かったのですが…

話がちょっとそれちゃいましたが、全体の数字だけを見ればわからないでしょうが、個を見ると違いが顕著ではないかと思います。

消費に関して衣食住の中で一番最初に影響が来るのが食なので、消費税3%の時と現在の8%の時とでは外食産業の様子もずいぶん変わって来ました。

「安くて美味い店」なんて不偏的なテーマで、よくテレビでやったりしてますが、今まで以上に安物を上手く調理する努力をしているだけで内実はかなり厳しいと思います。
逆に“良いものを安く提供する”店は立地など、その背景に特殊なものが無い限り店として成り得ないですから。

長くなりましたが、そうですね。七四さんがおっしゃるように中低位所得者層の生活不安によるイメージ論なんでしょうね。
それに少し加えさせていただければ、バブルに影響を受けなかった高所得者(元々の金持ち)と恩恵を受けなかった低所得者層を除いた、“バブルを経験してしまった中所得者層の生活不安によるイメージ”…なんではないでしょうか。

書き捨て失礼しましたm(__)m
ブタヲ様 (七四)
2017-09-26 10:13:49
矢張り実体験に基づいたご意見は説得力が違う。ウンウンと読んじゃいました。とても興味深かったです。

実際、ミクロで見るとそういう事例は山ほどあるだろうし、例えば街の書店が消滅したり、実店舗がどんどん閉じて行くというのは近所の商店街でも見受けられ、寂しい気もします。しかし、その店舗がずっと空き店舗かというとそうでもない。商売の形態は異なるものの、新しい店舗が入れ替わり立ち替わり生まれ、時代に適応する新しいビジネスに挑戦している。勿論、一個一個の店のオーナーさんたちにとっては人生賭けた勝負でしょうから、そんなお気楽な事は言っていられないでしょうけれど、「観察者」の立場からすれば、まさに進化論の現場を見るようでwktkですね。深刻なのは新しいお店が全く入らない状態で、これは構造的な地域人口減に因るものですから、経済云々とは違う処方箋が必要になると思います。

しかし、小池さんは風を読むのが鋭く早いw。今回、消費税増税が争点になると見るや増税延期を打ち出し、都議会公明党が小池さんとの距離を取ると見るや、山口公明党代表を総理にとぶち上げる。もうなんでもありやなこのオバチャンwwと思うけど、一挙に選挙が面白くなってきたじゃございませんか。
Unknown (Unknown)
2017-09-26 14:59:51
希望の党について: いくら希望の党の国会議員を増やしても、小池さんが都知事をやめて国会議員にならないと、総理大臣には絶対になれない事を忘れてはいけない。 
憲法に書いてあるって、皆知らないんじゃないの。 
Unknown (ん)
2017-09-27 00:09:54
中山夫妻が吸収されたのが面白い。
昔の次世代系の人材が、うまいこと議席を得られたら良いのだけどなあ。
小池は油断ならない人間だと思うけど、B層受け良いので、面白い状況だとは思います。

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