あるウソつきのブログ

【NHK】少女像撤去か見極め大使ら帰任時期判断 政府
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170226/k10010890321000.html

　今のところ、これ以上ないカンジの推移である。
　ところで、このＮＨＫの記事がホント酷い。これが日本の公共放送かと思うと情けないわ…。
　まず、タイトルから「少女像」である。
　これは、先日日本政府見解として、菅官房長官が用語を統一すると宣言した事に対するアンチではないかと思う。

【産経】×「少女像」、○「慰安婦像」　政府が用語統一、菅義偉官房長官「そのものずばり」
http://www.sankei.com/politics/news/170203/plt1702030032-n1.html

　試しに産経で「少女像」を検索してみると、韓国政府関係者とかの台詞でしかヒットしない。能動的に、日本の記者による「少女像」という言葉遣いは出てこない。
　つーか読売で検索しても、「少女像」とか使ってるわ…。どーなっとんねん。この件でマトモなのは産経だけか。

　しかも、このＮＨＫの記事のラストは明確に願望であろう。


　誰も、長嶺大使らの判断なんて、語っていない。なんでこう、こいつらは前のめりに「ねえ、韓国大使をいつ戻すの？時期はいつなの？ねえ！ねえ！」ってスタンスでしか記事にしないんだろう。公共放送なら淡々と事実のみを伝えろよ。お前の感想とか願望とかで勝手なミスリードをするなと言いたい。

　まあ、そんなＮＨＫの願望をよそに、日本政府は冒頭にも述べたが、なかなかいい動きをしている。

　とうとう、米国で孤独に慰安婦訴訟で戦っている目良氏に対し、日本政府が重い腰を上げたのである。

【拙】親米ポチの必要性（2016/08/06）
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/9543862d4b480ecb1b5392d468d5f80b

　うちで、目良氏についてとりあげた最新のエントリはこの記事なんだけど。
　目良氏は、米国グレンデール市で、慰安婦像の撤去訴訟を行ってくださっている方である。日本政府からなんの手助けもないまま、最初は「スラップ訴訟」として裁判案件とすら扱ってもらえず門前払い状態だったところから、少なくとも訴訟として扱ってもらえるところまできて、敗訴になるところまでもってきて下さっていた。

　そこに、今回とうとう日本政府の支援が入ったのである。

【産経】日本政府が異例の対応　米地方自治体の介入看過できず、慰安婦像撤去訴訟で
http://www.sankei.com/politics/news/170225/plt1702250010-n2.html


　これも、米国で左翼政権が終了した恩恵…。つまりトランプ政権効果と言えるだろう。この動きはすばらしい。はっきり言って、今回の釜山やソウルの慰安婦像問題において、日本政府がそう簡単には動かない事の証明になったのではないかと思う。

　日本政府は明確に、「そう簡単には動いてはやらん」というメッセージを送っている。米国の影に怯えずに動けているのだ。トランプ様々と言えるわ。

　それなのに…。日本のマスコミの「さっさと韓国大使を戻せ」圧力はなんやねん。お前らどこの国のマスコミなんじゃボケ。


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