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昨日は橋下市長と在特会の桜井さんの意見交換について記事にしましたが、いくつかのメディアで「最初に(会見を)言い出したのは在特会側」という報道が出ています。
しかし、その意見交換(というか単なる暴言の応酬?)の中でも桜井さんが発言しているように、7月及び9月に橋下市長が、


(7月)
>一回市役所の前でやってもらって、僕が直接対応するとか、政治行政の責任者である僕に言ってもらって、

(9月)
>在特会と面会します。どんなスピーチするのか?聞かさせてもらう。
>この問題については、僕が受ける


と発言していますので誤報だと思われます。(私もその辺の事情は詳しくないので間違っていたらごめんなさい)まぁ、朝日新聞と同じで本当の誤報なのか印象操作のための捏造なのかは知りませんけどね。
つまり橋下市長側は「直接やり合おう」と以前から言っていて、それに呼応して在特会(桜井さん)が「じゃあ9月ではどうか」と申し出た、というのが経緯だろうと思います。その、

>9月ではどうか

の部分だけを切り取って「在特会側が申し入れていた」と報じるのは卑怯だと思います…が、卑怯でないことをマスゴミに求めるのもまぁ無理だというのはこれまでの経験で散々理解しています。だからマスゴミっていうんだしね。
ともかくマスゴミの皆さんにとって在特会なんてのはゴロツキの泡沫差別集団なわけでしょう。それなら論理で徹底的に「ここがおかしい」というのを指摘してひねり潰せばいいんです。でも、やってるのはデモの映像の恣意的な切り取りと「ヘイト!!ヘイト!!」と連呼する、それだけです。

つまり、マスゴミは在特会と正面からぶつかると「危ない」と思っているんです。いや、もっと正確に言いましょうか。すなわち論理でも勝てない可能性がある、少なくとも勝ち負けのつかない泥仕合に持ち込んだとしても、多くの国民が「在特会ってただ単にムチャクチャ言ってるだけじゃないんだ」ということに気づいてしまう恐れがある、と考えているのでしょう。
だからひたすら「ヘイト」を連呼し、理屈でなく、在特会は差別主義者の団体だというレッテル貼りに勤しんでいるわけです。恐らくそんなところではないでしょうか。

皆さんも、在特会関連の報道で、彼らの主張をまともに紹介している番組をご覧になったことは無いのではないかと思います。少なくとも私は一度もありません。ともかくコメンテーターらが眉をひそめて、

「なぜそういう悲しいことをするのか」

とか

「行き過ぎた民族主義を止めるには」

とか、そういう話しか聞いたことがありません。そもそも、なぜ彼らが反韓デモをやっているのかという根本的な話は全てカットしておいて、「ただひたすら"韓国人は帰れ"と絶叫している集団がある」ということだけを強調しているのです。

昨日に引き続き、もう一度強調しておきます。
私は昨日の記事でも今日の記事でも、デモの端緒となった様々な問題に関して「在特会が正しい」とか「マスゴミが間違っている」とか指摘した覚えは一切ありませんからね。ぐじゃぐじゃ書いていますが結局言っていることはただ一つで、


橋下市長もマスゴミも、在特会と全く正面からぶつかっていない

ただ「ヘイトスピーチ!!」「差別主義者!!」と叫ぶのみ


なのだから、正面から議論して在特会のアイデンティティを(できるものなら)崩壊させりゃいいんじゃないの?ということです。言っときますが、あまり詳しくない私だって在特会の主張が


「半島へ帰れ」だけではない


ことくらい知っていますよ。
多くの在特会嫌いな国民のため(?)にも、真面目に潰すことを考えたらどうでしょうか?

ちなみに、22日午前のニュースによると大阪市には約170件の電話があり、橋下市長を擁護する内容は約10件にとどまり、半数ほどが批判的な意見だったとのことです。
橋下さんは相変わらず「どう見られるかなんて考えてない」と発言していますが、それにしたって限度というものがあるでしょうし、ましてや在特会の大将本人に対して「何がどのようにヘイトで、どこからどこまでがアウトなのか」を指摘し、議論するチャンスだったのに、そもそも試合にすらなりませんでした。ヘタクソも甚だしい。


では、橋下さんの(戦ってないけど)「戦後処理」を見て笑っておきましょう。


橋下市長登庁記者会見書き起こし(BLOGOS)
―昨日の在特会さんとの面会は、かなりエキサイトされましたが、あれは予定通りだったんですか?それとも挑発されたので、ああなったのですか?

いや、まぁ予定通りですね。





ぶわはははは(≧∇≦









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 ヽヾ 三 |:l1             ヽ
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あのとにかくヘイトスピーチをやめるんだったら面談すると言ったわけですから。これで先方がどういう認識かわかりませんけれども、いわゆる憎悪表現、ヘイトスピーチというのは、やめてもらえるものだと僕は思っています。やめてもらえるんだったら会うという風に。

だーかーらー

在特会(桜井さん)は、そもそもあれをヘイトスピーチじゃないと思ってるんでしょう。だからこそヘイトスピーチに関する意見交換を行う、ということだったんじゃないのかな?在特会が「分かりました、あれってヘイトですよね」とか言うわけないじゃん。
橋下さんはあの意見交換の場で、どういう内容ならヘイトに相当するのだという自分の見解を、事例を交えて明確に示すべきでした。そして、それはセーフだ、いやこういう理由でアウトだ、という議論(意見交換)をすべきでした。
しかし実際には、



橋「国会議員に言え」 → 桜「言ってるけど」


橋「僕に言えばいい」 → 桜「だから来たんだけど」


橋「強い者に言え」 → 桜「言ってるけど」


橋「国や民族を一括りにするな」 → 桜「言論の自由の下で韓国(人)を批判して何が悪いの?」


橋「選挙に出て訴えるべき」 → 桜「政治家には興味無いんで」



ということが罵詈雑言と共に繰り返されただけで、見事に、いやもう見事に、議論になっていないわけです。


維新の党の代表として、大阪市長として、しっかり意見を聞いたわけですから。これはきちっと、維新の党、また大阪市役所、大阪市としての色々な政治行政の課題とさせてもらって、在日外国人に対する直接的な攻撃、言葉というのはやめてもらいたいですね。

あれで「しっかり意見を聞いた」とかキチガイか。桜井さんの発言のどこに「意見」があったんだ。桜井さんは橋下市長に本質的な質問を三回ほどしていますよ。それに一切答えず、国会議員に言えだの選挙に出ろなどと言って逃げたのは橋下市長です。本来なら在特会が主張する細部にまで言及して欲しかったのに、その入り口の入り口、ある言葉がヘイトスピーチに相当するのかどうかの判断すら全くできていないじゃないの。


だから、今度はこれで僕が直接受けたわけですから。彼らの主張に沿ったことをするのか、どうなのか。攻撃対象は大阪市や維新の党や僕に対して攻撃をしてくれればいいわけですから。彼もその辺りぐらいの論理はわかってくれるとは思うんですよ。

あるデモの批判対象を指図する権利が役所にはあるのでしょうか。
もちろん「死ね」「殺せ」といった言葉を使わせない権利は持つと思いますが、どういう表現までがOKでどこからがアウトなのかという線引きは、まだ誰にも分かりません。


―あえて攻撃的な言葉を使って、「自分に掛かってこい」という思いでやられた?

写真拡大橋下:「あえて」ということではないですけれども、まぁこれを受けたわけですから。特別永住制度についての問題点。これは大阪市の政治課題じゃないですから、維新の党としても、代表として受けたわけですから。一つ彼らはそれで目的は達したんじゃないですかね。
ですから、通常の表現の自由と政治的主張に切り替えてもらって、在日韓国人に対する攻撃はやめてもらって、国政政党の代表に対して、直接申し入れをやったわけですから、彼は。そこはしっかりと認識してもらいたいですね。
だから、今後は維新の党ないしは僕自身の政治活動、政治的態度、ふるまいに対して彼らは攻撃をしてくればいいと思いますね。


この辺りを見ても、橋下市長は「文句があるなら自分に言え」というカッコいいセリフ以外の準備を全くしていなかった、それだけで押し切れるとタカを括っていたように思われます。
まぁ勇ましくて結構なことなのですが、しかしそれは、在特会のデモがヘイトばかりであるということが両者の共通認識であることが前提でないと成立しないでしょう。ところが桜井さんは自らが率いるデモでヘイトをやっているとは思っていないんだってば。
だから橋下市長と桜井さんのあの対話は、

デモがヘイトなのか、ヘイトでないのか、線引きはどこにあるのか、という点から始めるべき

であって、だからこそタイトルは「ヘイトスピーチに関する意見交換会」だったんじゃないんですか?
橋下市長はそこを全く無視したのだから議論になるはずがありません。一方で桜井さんはちゃんと質問してますよね。「どういう点がヘイトなのか」とか「(在特会が)どういう弱い者いじめをしたのか」とか。これが問題の本質なんです。しかし橋下さんは「議員になってから言え」とか「そんな政治団体やめちまえ」といった繰り言のみで、全く議論になりませんでした。
あのデモがヘイトだと信じている人々からすれば、残念極まりなかったと思いますよ。


―市長が真剣にヘイトスピーチの問題に取り組んでいるのはわかるのですが、昨日のやり取りは市長としての立ち振る舞いとして如何なものかと

まぁそれはね、あそこの席に座ってやってみてくださいよ。そりゃ外野でいろいろ文句言うのは簡単です。当事者としてね、やってみたらわかります。


それ絶対言うと思った!!

昨日の記事で書こうと思ってたのに忘れてしまいました。残念…。
ただね、多分私が窓口でお客様にキレて「お前」呼ばわりして問題を大きくしたら、大抵の人は「やり過ぎじゃない?」とか「仕事なんだから我慢しなきゃいけないんじゃない?」と思うはずですよ。そして、もちろん窓口業務の経験が無い人だってそう思うはずなんです。自分が経験していないことをどう判断するかは常識という感覚です。
自分独りしか経験していないことなのだから、それを批評する資格があるのは自分独りなのだと型枠にはめ、周囲の批判を封じるのは卑怯です。


―やっぱり「おまえ」とかいうことになると、相手の土俵に上るので、単なる口喧嘩にしか見えず、市長がきちんと言うことはおっしゃったと思うんですけれども、やっぱり外から見てると喧嘩にしか見えないので、マイナスだったと思うんですけれども

いや、だからマイナスと感じる人はマイナスと感じたらいいんじゃないですか。だから、何もやらずに、ずっと外からダメだダメだと批判をし続けるだけ。大人のふるまいとか、市長のふるまいとして、と言うのは簡単ですけれども、じゃあやってみろと思います。


この辺りは当ブログの「ちょっと聴いただけでは"何かおかしい"ということが分かるものの、実際に言葉や文字にして反論しようとすると意外に難しいことをクドクドと解説する」という使命にピッタリです。
橋下さんが言っているのは、ある国についての批判や評価をする時に、旅行が好きな人が「行ってみないと分からない」とか「あなたはその国に行ったことがあるのか」と指摘するのと同じレベルです。
例えば私は支那へ旅行に行った人が「楽しかった」と感想を述べるのを否定などしません。楽しかったんでしょうよ、それは。良かったなぁと素直に思いますよ。だからといって、支那について批評できるのはその人の方で、私は沈黙するしかないという結論にはならないんです。
例えば橋下さんは大東亜戦争についての見解や考えを述べることが今までにもあったと思いますが、


「実際に戦争を経験しないと分からない」

「銃を担いで山中を歩いた経験も無い人間が外野で色々言うが、じゃあやってみろと思う」



なんて言われたら話は終わりでしょうが。いくら銃を担いで山中を歩いた人だろうと、現地で強姦をしまくったら後世から批判されるんですよ。
それとも、橋下さんは自分が直接経験したことだけしか話ができない人なんでしょうか?(今までのテレビ番組などを見てきた限りでは全くそんなことは無いと思いますが?)
あの場に座ってみたら分かると橋下さんは言いますが、座らなくても分かることがあります。私だったらもっと真面目に議論の準備をしただろう、ということです。


―昨日の意見交換を経て、今後大阪市として取り組むことが何か変わるとか、こういうことをしていくとかはありますか?

いや、だから彼らがどういう認識なのかということは、これで明らかになったわけですから、審議会の方で大阪市で今ヘイトスピーチの規制について審議をしてもらっている審議会に、昨日のやり取りを見てもらって、表現の自由と規制について、いろいろ考える材料になったと思いますよ。


いや、ならないですね。
その「審議会」とやらの判断材料になる部分が、あの意見交換の、一体、どこに。


机上の論だけで考えていくと、非常に実態に即さないルールになってしまいますから。審議会がヒアリングをする手間も省けたんじゃないですか。どういう認識で、どういう考え方なのか。表現の自由についての彼らがどういう風に考えているのか、というのははっきりしたと思いますね。
だから、一つ立法事実として、しっかり昨日のやり取りを見てもらって、大阪市としてのルールを考えてもらいたいと思います。


むしろよく分かったのは、大阪市長が一般人を呼びつけておいて何の準備もしていないという衝撃だけでしたけどね。あんな会見を材料にして何を決めることもできるはずはない。
新たに生まれたのは恐らく橋下市長が感じる「怒り」や「羞恥」のみで、それを審議会とやらにぶつけ、厳しく取り締まれ!!と指示するきっかけになった、そんな程度でしょう。


―在特会側からすると、昨日のやり取りを聞いていると、「自分たちは表現の自由の範囲内でやっている」と。そういう意味では彼らは問題のあることをやっているという認識が…

まったくないです。だから、そういう立法事実が出てきたわけですただ、これは非常に難しいので審議会でしっかりと議論してもらいます。


>まったくないです

って、そこを分かっているのなら、表現の自由の外にあるということを「分からせる」べきでしょう。そしてそれが難しいなら(当然難しいでしょうね)、自分の見解ではこういう表現はアウトだ、理由はこうだ、ということを具体的に示す必要があったんです。
それなら桜井さんも「いいや自分はそうは思わない、なぜなら…」と続け、正常な議論になったはずなのです。桜井さんはケンカ慣れしているでしょうから、多分色々準備していったんじゃないかと思いますよ。それとも準備するまでもなく、頭の中に筋道はできているのかもしれませんが。
どちらの主張が正しいとかそういうことでなく、意見交換後の桜井さんが「呆れている」のは常識として理解できる反応です。


―昨日は予定時間30分ぐらいあったんですけれども、10分弱で打ち切ったのは、これ以上話しても無駄だと?

だから、とにかく批判するのが仕事だからいいんだけれども、「宣伝に使われるな」「宣伝に使われるのが問題だ」と言っていたわけでしょ。だから、宣伝に使われないように、彼らのその主張だけを一方的に述べさせないように、いろいろ僕なりに考えながら応対の仕方とか、打ち切り方とか考えながらやったつもりですけれどもね。


は?

一方的に述べさせないためには、自分がしっかり議論の準備をして臨むことが一番です。こう言われたらこう返す。議論がこう展開したらここを衝く。その計画が全てです。どんなに頭が良くても一瞬でうまく切り返すのは容易ではありません。当たり前でしょう。それでも弁護士か。
あの意見交換は確かに「一方的に述べさせない」ことには成功しましたが、反対に自分の意見だって全く述べていないでしょうが。つまり、

互いの意見を出すまでに至らない意見交換会

だったのです。
だからもはや「意見交換会」じゃないでしょう。


―先程「国政政党の代表として特別永住制度の問題」とおっしゃいましたが、これは維新の党として考えていくと?

僕が受けて、彼らがヘイトスピーチを辞めればですよ。きちんと約束を守って、大阪において、大阪においてに限らず、国政政党として受けた以上は、全国において、そういうね。要は在日韓国人の方に攻撃してもしょうがないわけですから。


あれ?

橋下さんは今回の問題に関わらず、特別永住制度の問題は再考すべきだと主張してませんでしたっけ?
なぜそれが「ヘイトをやめれば」という条件付き、しかも相手はそもそも「ヘイトと思っていない」ことを議論すらせずに、勝手に条件にしちゃってるんでしょうか?


彼が直接国政政党に代表に申し入れをしたというのは、初めてなんじゃないですか。だから、きっちりと受けて、少数野党ですからこちらの方でいろんなルールを立法をするというのは難しいですけども。ただ、彼らの言い分というのは、それは合理性があるとは思いませんけれど、受けた以上は、今後は攻撃対象は僕かあるいは維新の党に振り向けるべきだと思いますね。

はあ。

「僕に言え」という、ともかく主張はその一点で、後は何も考えていないということは分かりました。


とにかく、昨日重要なことは国政政党の代表として、彼から直接の申し入れを受けたと。ですから、責任は今度国政政党である維新の党の代表の僕の方に移ったわけで、在日韓国人の方に一切責任はないわけですから、そこはしっかり考えてもらわなきゃダメですね。

何度も「自分が申し入れを"受けた"」ことをアピールしていますが、桜井さんは意見交換の最中にも「なんだ、話は終わりじゃないか」と、何のためにここに呼んだんだと、そういう反応を示していますが。
普通、自分から申し入れた場合は、「まだ話は終わってない!!ちゃんと最後まで対応しろ!!」って主張するはずなんですけどね。不思議ですねぇ。


歴史的な経緯等を踏まえて、特別永住者制度と言うものが設けられたと(略)ある一定の年数が経ってきたときに、特別扱いするということは、かえって差別を生む(略)日本と韓国というのが主権国家同士の関係になっていると思っていますから(略)在日韓国人という外国人を特別扱いするのではなくて、通常の外国人と同じようにして(あとは全部略)

あのとき、そういう話もしたら良かったんじゃないの?


通常の政治的な主張とか表現の自由まで軽視するつもりはないです。だから、昨日はとにかく受けると。通常は、直接要望は受けませんけれども、昨日は市長でもあり、国政政党の代表でもあるということで、直接話を聞いたと。だから、責任の所在が僕に移ったというところが、昨日の面談の一番重要なところです。

勝手に「責任の所在が移った」ことになっていますが、どこをどう考えても桜井さんがそれを承諾したようには思えませんな。むしろ、

韓国人に出ていけと言って何が悪い?

と反論されてますよね。
そして、一番大事なのがそこなのであれば、意見交換の最初から「最初に向こうから言ってもらったらいいんじゃないですか」なんていうケンカ腰じゃなくて、「最初に申し上げたいのは、今後は在特会のデモの対象を市政や国政にして頂けないかということです」とハッキリ言うべきだったんじゃないでしょうか?
ましてや選挙に出ろなんて話は全く筋違いもいいところです。


(略)しかし、まぁ批判ばっかりするのはいいんですけれども、あんなところで物事を論理的に意見交換して解決することなんてあるわけないじゃないですか。

当然でしょうよ。
一般市民だって「これで何か解決するかも知れない」なんて誰一人思ってませんよ。しかし、その「ヘイトスピーチ」に関して互いにどういう見解を持っているのか、どの辺りが衝突しているのかを知ることはできます。解決しないであろうことをもって論理的に意見交換する必要は無い、という判断をするのは異常です。じゃあ、桜井さんじゃありませんが何で呼んだんだよと言いたくなります。


―難しいと思いますけれども、市長にはやはり大人の対応をしていただいた方が見ている人の印象としてよかったのでは?

いいんですよ。見ている人の印象なんて気にしていないですから。昨日はとにかく責任を引き受けたぞということが重要な訳で。見ている人の印象がどうであろうが、印象が悪くなろうが、別に世間の印象が良くなったからといって、ヘイトスピーチがなくなるわけでもなんでもないんだから。


その点は私も橋下市長と同じ意見です。態度なんか三の次で結構です。しかし最低限の議論はして頂きたい。


昨日で、一番重要なことはとにかくもう責任はこっちが引き受けたんだという事実が明らかになったので思うので。

明らかになっていません。
あれで在特会が今後「韓国(人)」に対するデモをやめ、大阪市や国に照準を切り替えるとは思えません。言ってもいないことを「そう約束したからな」と勝手に解釈するのは卑怯者です。


罵りあって言えなかったとしても、とにかく直接面談して話を聞いたわけですから。後はこっちは引き受けたんで、在日韓国人に対する直接攻撃というものは、これはもう約束を果たしてもらいたいですね。やめてもらいたいですね。それを辞めるんだったら、きちんと対応するよ、ということを言ったわけですから。そこはしっかりと彼らに約束は守ってもらいたいですよ。

え?!約束したんですか?

私は全く事情が分からんのですが、ソースがあればどなたかお願いします。
ちなみに「韓国人を批判して何が悪いんだ」と桜井さんが発言したことは知っているのですが、よく桜井さんもその後で理解してくれましたね。


―昨日は、在日の方があれを見てね。市長がどんなことをやっていただけるのか、という風に注目して見ていて…

それはだから全然違いますよ。それはね、わずか30分でね、向こうは向こうで、何年かわかりませんけれども、活動をやってきて自分たちの価値観でやってきたわけでしょ。朝日新聞の慰安婦報道だって間違いを認めるのに32年もかかっているわけじゃないですか。そんなの30分で変えれるわけないですよ。


記者は、単に

「どんなことをやっていただけるのか」を期待していた

と言っているだけです。

「何を解決してくれるのか」期待していた

とは言っていませんし、繰り返しになりますが、解決を本気で期待していた人なんて一人もいませんってば。本当に話のすり替えが堂に入っていますね。


昨日で一番重要なことは…。在日コリアンのNPOの事務局長もしっかりと考えてもらいたいのは、一体じゃあ何のためにやっているのかとかね。もうちょっとね、他人に対する配慮というか在日コリアンの何とかNPOというところももうちょっと考えてもらわないと。自分たちの意見ばかり一方的に言って「こんなことやっていても意味がない」「こんなことやってもしょうがない」と言ったら、誰も動かなくなりますよ。

おおむね同意しますが、一番重要なのは「以後は文句は自分に言え」ということだったはずですが…。


なんで、こんなことやってるのかと言ったら、責任が在日韓国人の方に今彼らは、その責任を持っていて攻撃対象にしているわけですから。弁護士だったら当たり前ですけれども、自分のクライアントの方に攻撃が行った場合にどうするか、といったらまずは弁護士の方に、こっちが引き受けるんだというところからスタートするわけですよ。昨日はそれですよ。受任通知って奴ですよ。

それ今考えたやろ。そういうことを桜井さんに言えば良かったんですよ。まぁ私は在日韓国人に対して出ていけと言うのも違法ではない(それこそ表現の問題)と考えていますが、橋下市長が言うことにも一理あるとは思いますよ。
でも会見では「弱い者いじめばかりして…」とか「強い者に言えよ」とか、そんなんばっかりだったでしょう。だから準備が足りないというのです。

というか橋下さん、会見の最初に、

「いや、僕の意見を聞くんじゃなくて」

って相手の発言を促してますよね。
しかもその後は、

「大阪で、もうそういう発言はやめろって言ってんだよ」
「民族とか国籍をひとくくりにしてな、評価をするようなそういう発言をやめろと言ってんだ」

と繋がっていきます。
受任通知が最大の目的だったんだと再三強調していますが、全く辻褄が合っていないんじゃないでしょうか。当初の目的は受任通知ではなく、やはり、端的に、

「そういうこと言うのは止めろよ」

という話だったんだと思いますよ。
個人的には間違いないと思いますね。
その後の議事録(っていうのかあれwww)を見ていても、当初から受任通知が目的だったとは全く思えません。間違いなくあと乗せサクサクです。だって、最初の受任通知「的」な発言はこれですからね。

>「国会議員に言え」

もし受任通知が最大の目的だったのなら、こういう端的かつちょっとズレた発言にはならないはずです。

「これからは在日韓国人ではなく、大阪市あるいは国に直接言ってこい。今日呼んだ目的はそれだ」

とズバリ言うはずです。会見前にたった10分でも準備していればそういうセリフになったはずですよ。ましてや「選挙に出てから言え」などという超くだらない話は、いかに何も考えずに会見に臨んだかという証拠の一つになっています。
繰り返しますが「受任通知」の話は後のせサクサクの可能性が極めて高いと思いますね。


報道ではみんな「意味がない」とか「子どもの喧嘩」だって言いますけど、弁護士で紛争にバァーと入っていって、喧嘩であろうが何だろうが、「クライアントのところに行くな、弁護士の方に言って来い」というところからスタートするわけで。昨日は、その手続きが完了したと僕は思っています。

あの会見とは別に両者が本当に約束したのでなければ、そんなもんはただ橋下さんが一方的に「思っているだけ」です。相手を拘束する効力なんて全くありません。
勝手に約束したことを既成事実にして「約束を破った-!!」と言いたいだけなんじゃないですか? そのやり口って何かに似ているような。


だから以後、在日韓国人の方に行くっていたらルール違反ですよ。僕がこれを引き受けたんだと。ということくらい、まず伝えてください。そこは言ってください。弁護士でいうところの受任通知だと。

いやいやいや、誰に頼んでるのよ 笑
それは橋下さんの仕事でしょうよ。そしてその仕事を完遂する最大のチャンスが、在特会の大将との直接の意見交換会だったのです。そこで全く言いたいことを言えず、相手の土俵にのっかって、それを批判されたらやれ

「座ってみないと分からない」

だの

「外野があれこれ言うのは簡単」

だのといつもの調子でブーブー言うだけではないですか。しまいには、してもいない(←多分)約束を既成事実にして相手を縛り(あるいは縛ったつもりになり)、それに従わなければ約束違反だ-!!と主張するための布石にしただけです。
"ヘイト"に関する橋下市長の考えが間違っているとか、そういう話ではありません。ただ卑怯だと言っているのです。


在日韓国人の方に行くな!と。こっちが引き受けたんだという通告だったんです、昨日は。これからは、僕らがいろいろ考えて問題があるんだったら、在特会は維新の党の代表の僕に言えばいいわけですから。そういう手続きです。

もう一度。あと乗せサックサクです。橋下市長が大嫌いな朝日新聞と同じですねェ。
朝日も戦時売春婦(いわゆる従軍慰安婦)問題の風向きが悪くなると「これは女性の人権の問題」とすり替えを必死に図っていますが、橋下さんも同様です。


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