符丁 | モダンと暮らす、カカと生きる

モダンと暮らす、カカと生きる

脳出血で右半身マヒ&失語症になっちゃった〝カカ〝。
甘えん坊の個性派ビーグル〝モダン〟。

この大切なふたつの宝物を守るべく、介護&家事&稼ぎにいそしむ、お気楽のんびり屋な〝トト〟。そんな仲良し家族の日々をつづります。

10年前の2005 年は
モダンがウチのコになった年。
鈴のついた首輪をチリリンと鳴らし
家中を駆け回るモダンに目を細めながら
新しい家族のカタチをスタートさせた年。
そこへ起きた、M7.0の福岡西方沖地震。
地震のほとんどない福岡に起きた
有史以来最大の規模。
外壁の倒壊で一人の方が亡くなった。

20年前の1995年は
阪神大震災が起きた年。
あの日、カカは修行先の東京から
朝の飛行機で帰郷。
福岡空港で、未曾有の災害を知った。
その三週間後、カカとトトは出逢う。
そして4ヶ月後
カカは小さな料理屋を始めた。

4年前の3.11、東北を地震と津波が襲った。
その爪痕は、今なお生々しく残り
さらに放射能という目に見えない悪魔が
さまざまな人の暮らしを蝕んでいる。

1年前の3.11、トトは手術台の上にいた。
大病を得て、初めての入院、初めての手術。
幸い、大事にはならなかったが
自分の人生や命、そしてこれからについて
今までにない思索のきっかけとなった。

時折、そんな不思議な符丁に思いを馳せる。
そして、人生や運命について考える。
生きている、不思議。
生かされている、有難さ。
もっと大切に生きなきゃね。

あ、今日はオヤジの誕生日だ。
満77歳。
喜寿だね、おめでとう。
(年末に鹿児島新幹線旅行をプレゼント)


■トトシェフ レポート

冷凍のズワイガニをいただいた。
茹でてカニは食べあげ、エキスのしみ出た
汁に鶏もも肉、舞茸、ゴボウ、大根、春雨を
加え、スープにした。
見た目は悪いが、うまかった。

◎豚肉の生姜焼き&たっぷりキャベツ
◎きゅうりのピリ辛炒め
◎大根とえのきの味噌汁
◎しらす納豆おろし
◎白菜のニンニク漬

◎アジの開き
◎大根となめ茸の味噌汁
◎大根なます
◎ネギの辛子酢味噌あえ
◎椎茸とほうれん草のバターソテー

◎金目鯛の煮つけ
◎つみれとなめ茸の味噌汁
◎菜の花と舞茸のじゃこ炒め
◎春菊のごまあえ
◎カリカリ漬

◎サバの煮つけ(煮汁再利用)
◎菜の花と舞茸のじゃこ炒め(残りもの)
◎つみれとなめ茸の味噌汁(残りもの)