「運」は自分で引き寄せるもの | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

歳末の風物詩の一つに『福引き』がある。
たいていは商店街などの販売促進の一環としてガラポンと呼ばれる
あの八角形の抽選器を回して当たりを出すもの。
ローカルな商店街の福引きと言えど、賞品が海外旅行だたったり、電化製品だったりする。
ハズレとするのも気がひけるのか、”残念賞”と称して、
申し訳程度の賞品のポケットティッシュなどが渡されたりする。

この「福引き」、もともとは正月の行事として行なっていたという。
引くのは、クジならぬ「餅」。
一つの餅を二人の人が同時に噛み、引き合いをして、
切れた餅の形状から吉凶を占った。
これを「福引き」と呼び、今あるような福引きを「宝(ほう)引き」と呼んでいた。
正月に行なう福引きの歴史はかなり古く、
天平2年(西暦730年)に聖武天皇によって行なわれたという記録がある。
これも、ちょっと趣向を異にしている。
「仁」「義」「礼」「智」「信」の文字を書いた短冊を
殿のどこかに隠しておいて、殿上人に捜させ、
それを見つけた者に、褒美として賞品を与えたという。

世の中には、”クジ運”と呼ばれるものが確かにある。
私自身は”クジ運”がない?
これまで福引きは、あの最低ランクの賞品(?)以外、当たった記憶がない。
それに比べて、クジ運があると言っている人は、実際によく当たる。
何気なく引いたように見えても、当たる。

確率だけで捉えれば、誰にも平等のハズだが、
結果はクジ運がある人に当たり、クジ運がない人は徹底して当たらない。
クジ運が強い人には、運を引き寄せる力があり、クジ運がない人には、
そのイメージがないようだ。
たしかに、くじを引くときに頭に浮かぶイメージが、
「せめて、ポケットティッシュよりいいもの」程度では、
いい運など来そうにない。

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<了>