「いごっそう」「もっこす」それがどうした?こちとら... | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

今年行なわれたアメリカ大統領選挙は11月8日に投票があり、
翌日には、結果が発表されていたが、一部、暫定発表をしていた。
実際のところ、最後まで残っていたミシガン州の集計が
昨日、28日に出た。
結果は僅少差ではあったが、トランプ氏の勝利が 確定したと発表。
これですべての州の集計が確定したことになる。
ミシガン州には、オバマ大統領もヒラリー氏の応援までしたところで、
クリントン陣営としては絶対に落としたくなかった地域とも言えるが、
20日をかけ、精査した結果だから致し方がないというところだろう。

アメリカは、州の気質が、それぞれ違っているという。
日本でも、古くは、肥後「もっこす」や土佐「いごっそう」など、
地域によって性格を表わす言葉まであった。
現在でも、大阪には「ケチ」のイメージがあったりする。

そんな風にアーカンソー州は”The Natural State” という愛称を持っている。
この意味、平たくいえば、「楽天家の州」となる。
また、インディアナ州の愛称は、”The Hoosier State”。
すなわち、この意味は、垢抜けない州ということらしい。
テネシー州は"Volunteer State"と呼ばれるほど、これは、義侠心に熱い。
中西部にあるミズーリ州。
この州の愛称は"The Show Me State"。
ちょっと変わった表現だが「証拠を見せろ」州、という意味になる。
すなわち、疑い深い州。
かつて、日本でも流行った言葉に、"Show Me the Flag"がある。
これは、湾岸戦争当時の話。
その後、"Show Me the money" という言葉も、ギャグでよく使われていた。
また、実際にアメリカでは"I'm from Missouri" という言葉が、
一般的なジョークになって居るという。
すなわち、「ウソを言っちゃいけないよ。こちとら、ミズーリ出身なんだ」
という風に使われるが、これは脅しにも似た言葉。
本当の出身かどうかはわからないが、「オレは疑い深いんだ」と
相手を牽制する言葉としてこれが使われるらしい。

大統領選挙だが、まだ、これからウィスコンシン州の再集計を促しているという。
ウィスコンシン州のモットーは、"Forward(進む)"。
「つべこべ言わずに、(再集計に) 進んで行くぞ!」ということだろうか。

アメリカ大統領選挙から随分経っているが、まだまだ燻っている。
「とっとと、再集計するんだよ! こちとら、ミズーリ出身なんだ」
こんな脅しの言葉が使われたか?



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<了>