『話を聞かない男、地図が読めない女』はよくあることだが | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

『話を聞かない男、地図が読めない女』。アランとバーバラの著書である
この書が世に出たのは1999年のこと。
翌年日本でも発売され瞬く間に大ヒットとなった。
その頃、このタイトルに惹かれて買った憶えがある。
占いで当たっていると、つい「あるある!」と叫ぶように、
この本を読んでいると「そうそう!」「あるある!」という箇所に数限りなく出合う。
「話を聞かない男」とある如く、教室でおしゃべりに夢中になっているときに
ふと、教師から「〜クン、今の話聞いてなかったでしょう?!」
答えることができず、観念して「ハイ聞いてませんでした」となった憶えもある。
ところが、おしゃべり相手だった女の子が「今言われたことは、〜でした」
と明確に答えた。呆気にとられたが、そこは脳の違い。
女性脳はマルチトラックになっているため、同時に二つ3つのことを聞き分けることができる。
ところが、男性脳は一点集中型。2つ以上を同時にするのは苦手。
男女差で言えば、一般的に空間把握能力は男性が長けており、
そこだけ取って比較すれば「地図が読めない女」ということになる。
実際に、そのような男と女の性差があり、その性差ゆえに日常生活に齟齬が生じる
ということも多々あるもの。
お互いがそれを理解し合うとそれもまた楽し、というところでもある。

今、アメリカで大きな話題になっているのは、
不法移民に対して幼い子どもも例外なく親から隔離し、
親を逮捕するという、いわゆる「不寛容」政策が罷り通っている。
もちろん、これを仕切っているのはドナルド・トランプ大統領。
この「不寛容」な血も涙もない政策に対して激烈に異を唱えたのはメラニア夫人。
男は「規則や法」を第一のものとして考えるところがあるが、
女は「情」を第一義とする。
「情」の面からこの政策を見れば、許し難いもの。
メラニア夫人の異議が取り上げられ、トランプ大統領がそれを受け入れた。
「不寛容」から「寛容」への転換をもたらした。
メラニア夫人なかりせば、「血も涙もない」と言われるところだが、
「寛容」への転換をすることで、株をあげたとも言える。

「男」の強い味方は、やっぱり「女」ということのようだ...


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<了>