「私の耳は貝の殼 海の響をなつかしむ」 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

堀口大學に『耳』というタイトルがついた訳詩がある。
"私の耳は貝のから
海の響をなつかしむ"
これはジャン・コクトーの”Poesies" に収められている一編。
カンヌ(Canne) を舞台にして描かれた詩。
カンヌに限らず、コクトーの足跡を数多く、南仏に見ることができる。
ヴィルフランシュ=シュル=メールには彼が壁画を描いた教会があり、
レモンの産地としてだけ知られている小さな街”マントン” の海岸には、
コクトー美術館が建っている。
これはイタリア風建築の名残を留めた要塞の城。これがそのまま美術館。



パン窯に作品

マントンにはもう一つ、コクトー美術館があるが、
この美術館は、彼が配置を決めたもの。
様々なところに、コクトーの遊び心が偲ばれる。
これらの写真を見ながら、ふと、口ずさむ

私の耳は貝のから
海の響をなつかしむ

そんな響きの美術館である。


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<了>