お金を減らさない方法 - 前編 | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

お金シリーズ第5弾です。
 
全体で大きな流れになっていますので、まだお読みになっていない方で、興味のある方はこちらからお読みくださいね。
 
 
1 お金のリテラシーの育て方
 
 
2 お金のブロックの外し方


3 生きたお金の使い方

 
 
 
 
 
 
まず最初にお断りしておきますが、お金の使い方、貯め方はその人の生き方でもあると思っています。
 
 
よって、何が良い悪い、正解・不正解はありません。
 
 
それぞれが、今までの教育や周りの環境、生まれ持った個性など、いろいろな要素が絡まり合って独自の信念に従って、その時その時で、自分にとって一番良いと思うお金との付き合い方をしているのですから、ここで私が書いていることは、一個人の経験談として、そういう考え方もあるのだなくらいの軽い気持ちで読んでいただければ嬉しいです。
 
 
 
有名な本や有名な人の講演なども同じですが、そこに書いてあること、そこで話されていること、全てを取り入れる必要はないと思っています。
 
私の本の読み方は、どんなに気に入っている著者の本でも、一冊の中でたとえ数行でも腑に落ちて納得できるフレーズがあれば、その部分だけをありがたく取り入れるようにしています。
 
もちろん、考え方が共感できる人が書いた本や講演などは、多くの部分で納得できるお話が多いのですが、それぞれの立場、状況、年齢などによってすぐには取り入れらない情報もありますので、そこに書かれたり言われたりしていることを全て鵜呑みにして自分に当てはめることはありません。
 
また、あまり知らなかった人の意見や考え方なども、その中で今の自分に必要な情報はないかとアンテナを立て、ピンときたアイデアは素直に取り入れるようにしています。
 
 
 
 
 
前置きが長くなりましたが、今日、お話することは、私と同じ感性で生きている人にとっては当たり前過ぎて、わざわざ記事にするほどのことではないのですが、今から書くことを身を持って体験していない人には、非常に理解しづらく不思議で信じられないことかもしれませんので、うまくお伝えできる自信はないのですが、エッセンスだけでもお伝えできればと思います。
 
 
 
 
これは、ある意味でかなり上級編のお金のリテラシーですので、なんのことかわからない、納得できないという方は、どうぞスルーしてくださいませ。
 
 
 
 
今回の本題は、ズバリ
 
 
お金はそう簡単になくならない
 
 
ということです。
 
 
上級なんてえらそうなことを言ってしまいましたが、実はシンプルで訓練すれば誰にでもできることだと思っています。
 
 
 
ただ、ここで勘違いしてもらっては困るのですが、稼いだお金も貯めたお金も備えなしに使えばなくなります。
 
 
 
 
お金はそう簡単になくならない
 
という域に達するまでには、かなり時間をかけた準備が必要です。
 
そして、時には失敗や大きな損失をくぐり抜ける必要もあるかもしれません。
 
 
 
 
きちんと準備し、適切な使い方をしている人のお金はそう簡単になくならないのであって、そうでない場合は、水の泡のごとくなくなってしまうのがお金というものです。
 
 
1 お金のリテラシーの育て方
 
2 お金のブロックの外し方

3 生きたお金の使い方
 
 
 
 
上記の過去記事では、子供の頃からお金のリテラシーを身につけ、使うべきところには潔く使うが、見栄などの無駄な消費に対しては慎重に臨むという基本中の基本についてお伝えしてきました。
 
 
 
 
 
特に
 
 
4 身の丈に合った暮らしをする
 
 
は非常に大切で、収入が比較的高くても、高級車、ブランド物、高級レストラン・バーなどを好み、セレブっぽい暮らしをするのが好きな方は、派手な暮らしぶりとは裏腹に実際の家計は火の車だったりしますので注意が必要です。
 
 
 
またパートナー選びもたいへん重要なポイントで、セレブ妻に憧れているような女性を伴侶に選んだ場合、どんなに夫が真面目に稼いで贅沢をしなくても、お金はそう簡単になくならないという域に達するのは難しいと思います。
 
 
 
持っているものや身なりで自分を良く見せたいと思うタイプの男性をパートナーに選んだ場合も同じで、そういう男性は基本的にええかっこしいなので、家庭以外での出費も多い傾向があるように感じています。
 
 
 
誤解がないように断っておきますが、ここで言っているのは、収入に見合う以上の消費をすることで将来お金が生み出すベネフィットが受けられなくなる可能性を示唆しているのであって、年収の高い方がその予算内で、年齢や社会的地位にあった服装や持ち物などを揃えられるのは、浪費ではなく投資に当たりますので、全く問題はありません。
 
 
 
要はバランスが大切だということです。
 
 
 
 
 
 
 
ここからやっと今回のテーマの本題に入ります。
 
 
 
私が会社を辞めるとき、多くの人は
 
辞めて生活はどうするの?
 
と聞きました。
 
 
 
私が離婚を決めたときも
 
子供を抱えてどうするの?
 
と聞かれました。
 
 
 
日本を出て海外に移住すると決めたときも
 
仕事も辞めて離婚もして異国の地に子連れで移住するなんて、どうやってやっていくの?
 
と聞かれました。
 
 
 
 
 
というのは半分本当で半分は嘘で、これらのことは誰にも言わずに実行したので、実行してから耳に入ってきた言葉でした。
 
 
 
 
 
ここで離婚についてですが、離婚をして経済的に苦しくなるのは、夫に全面的に依存している場合だけで、女性も仕事を持ち、自分名義の貯金もしっかりある場合は、生活レベルは落ちることはありません。
 
反対に浪費家の夫がいなくなることで、経済的に楽になることもあり得ます。
 
日本では未だに離婚に対してマイナスイメージが強いようですが、離婚によって経済的・精神的な不良債権の処理ができて、本来の自分に戻って輝くことができる女性もいるということをご理解いただければと思います。
 
(離婚関連のことは悩んでいる方や情報を必要とされている方が多いようなので、また別記事でまとめていきたいと思います。)
 
 
 
 
またまた話が逸れてしまいましたが、きちんと備えがある場合、お金はそう簡単になくならないということをお伝えしたいのですが、私にとってそれは空気のように当たり前のことなので、それをうまく説明できるかどうかわかりません。
 
 
お金のことは人によっては非常にデリケートな問題なので、馴染みのない概念の話に抵抗を感じる人も多いと思います。
 
 
またお金の話をするのはハシタナイという感覚を持っている方も多いかもしれません。
 
どれだけ無駄遣いしてしまったかという話を武勇伝のように好む人もいますし、節約や貯蓄の話は個人的なことなのであまり口にしたくないという人もいらっしゃると思います。
 
 
 
いずれにせよ、お金との付き合い方の話を誰かとする機会はあまりなかったので、大人になって出会った人が自分と違う経済観念を持っていることを時々ですが不思議に思っていました。
 
 
なので、今ここでその感覚を説明するのは、とても難しいことで、どうしたら誤解のないようにまっすぐにお伝えできるのか、こうして書き進めれば進むほど、戸惑っている私がいます。
 
 
 
ただ、ここで言えるのは、私の育った家庭はお金持ちでもなんでもない普通の家庭で、同じように育ったはずの兄は、私とは全く正反対の経済感覚の持ち主なので、経済観念の違いを作るのに、家庭環境が占める割合はそれほど大きくないと考えています。
 
 
 
結局、前置きばかりで「お金を減らさない方法」の本題に触れることができませんでしたが、それではせっかくここまで読んでくださった方に申し訳ないので、ヒントだけお伝えしておきます。
 
 
 
それは、
 
 
 
上澄みで生活する。
 
 
 
です。
 
 
 
このヒントだけでは誤解を招きそうですね。(汗)
 
 
近いうちに、必ず、もう少しわかりやすく説明しますのでお待ちくださいませ。
 
こんなに大袈裟に書いていますが、お金にとらわれず豊かに暮らしている方は普通にしていることだと思います。
 
敢えて文章にするほどのことでもないと思うのですが、もしかしたらこの情報が役立つ人もいるかもしれませんので、後日になりますが続きを書いてみますね。
 
 
 
 
 
 
豊かさの概念は人ぞれぞれ違います。
 
ある人にとっては、精力的に稼いでどんどん使って循環さすことが喜びであり、またある人にとっては、稼ぎはほどほどでも自由な時間がたくさんあるのが幸せの基準だったりします。
 
 
宵越しの金は持たないという江戸っ子的な心情を良しとする人もいれば、今、我慢して将来に備えたいというアリさんタイプの人もいます。
 
 
どれが正解でどれが不正解など全くありません。
 
 
それぞれが自分の置かれた立場、魂の波動、直感や経験に基づいて、自分らしいお金との付き合い方を見つけていかれるのか良いのではないかと思っています。
 
 




 <続きです。>
 
 
 
 
 



 
日曜日の午後のパリ郊外のセーヌ川です。
 
どっちか空か川なのかわからないほど美しかったです。
 
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