ジョージ・クラベルとジコトザン・ノボリヴィッチ

金曜日は朝から快晴で小鳥たちの歌声で目が覚めました。

冬の間ずっと裸だった、我が家のサロンから見る木々も、黄緑色の新芽がいっぱい出てきていて、本格的な春の訪れの感じます。

パリのカフェもテラスのテーブルは満席です。

パリはこれからどんどん日が長くなって、夏は夜１０時くらいまで明るくなります。

カフェのテラスでの白ワインが美味しい季節になりました。

こちらの記事でご紹介した小林正観さんの本で、ジョージ・クラベルとジコトザン・ノボリヴィッチのお話がありました。

なんでも人と比べている人のことを「ジョージ・クラベル（常時比べる）」と言うのだそうです。

反対に、自分が理想とする人格や生き方、考え方に向かって、努力し自己研鑽を積みながら、その頂点に向かって登っている人のことを「ジコトザン・ノボリヴィッチ（自己登山登り道）」と呼ぶそうです。

子育てにおいて、親が自分の子供と他の子供とを比べて、ここが優れている、でもここは劣っているなどと思い悩むこともあるかもしれません。

しかし、人それぞれに皆、個性や持ち味があって、人と比べることはできないし、比べることに全く意味はないと正観さんがおっしゃっておられます。

子育てだけでなく、大人になった私たちにも言えることですが、

「ジョージ・クラベル（常時比べる）」の世界から離れて、「ジコトザン・ノボリヴィッチ（自己登山登り道）」の世界で生きていくことは、それがたとえ困難な道であってもやりがいがあって楽しい登山になると思うのです。

私たちは誰もが、他の人にはない優れたものを持っているものです。

子供だけでなく私たち大人も、どんどん個性を伸ばしていって、誰かと比べることなく、自分らしい人生を生きていきたいものですね。

昨日、夫が買ってきてくれたチューリップです。

こちらはイタリアの赤ワイン。

滅多に買わないイタリアワインですが、この赤は綺麗なガーネット色のローブで美味しかったのでリピート買いしました。

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