東京のモスク(東京ジャーミィ) | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・っということで、前々から行ってみたかった東京ジャーミィに自転車で出かけました。

片道6kmだからあっという間に着きました。

ジャーミィとはイスラム教の寺院です。(回教寺院とはもう言わないのかな?)

代々木上原駅近く、井の頭通り沿いに建っています。



聞いてはいたけれど、何とも立派な建物です。



本場トルコから技師を招いて造っただけあって、本格的なジャーミィです。



イスタンブールで見たものよりずっと小振りだけれど、どこも手を抜いておらずその緻密さに驚かされます。



残念なことに、天井を修復中で足場が邪魔。



そのせいか、時間のせいか、礼拝中のムスリムは一人もいませんでした。



ステンドグラスも綺麗でしょ?

ご存知のように偶像崇拝禁止ですので、クルアーンの言葉のカリグラフィーが随所に刻まれています。



大理石がふんだんに使われていて、金がかかっています。

最初は1938年に建てられたそうで、現在は二代目。

2000年竣工です。(バブル後なのにね)

トルコ全土から建設費の寄附を募ったそうです。



窓辺にはクルアーンが何時でも読める状態で置いてあります。



上階は女性専用。



丁度ムスリマが来て、右側にある専用ドアから入るところです。



1階はトルコ文化交流センターになっていて休憩室では無料のトルコティーが飲めます。

殆どが外国人で、日本人はほんの僅か。

ここで座ってマッタリしていると、妙に落ち着きます。



大きな集会場の片隅には書籍コーナーもあります。



その他、ちょっとした民芸品やお菓子なんかも販売しています。

東京にいながら日本じゃない不思議な空間です。

見学ご自由にというスタンスががとても好ましいです。

・・・・・・

変な話、ここにいるとイスラム教とテロリズムなど連想すらできません。

何かに包み込まれるような、実に安らかな気持ちになりました。

機会がありましたら、皆さんもぜひ立ち寄ってみて下さい。