バーレーンGPも終わり、今年のF1も既に先が見える状況になりつつあります。我等がマラネロの跳ね馬チームも、まぁ去年よりは格段マシながら敵はさらにその上をいく出来なので、取りこぼした星を何個か拾えれば良いかぁーという状況ですね。タイガースはマット・マートンがMADマートンになってしまい、早くも空中分解の様相を呈してますが元凶は『ノウミサ-ン』あんただぞ!
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 師匠の影響でキンドルバージョンの洋書をダウンロードしてみたんだが、どーやら想像していたのと違って、それなりに手元のスマートギアで読むにはいい塩梅の文字サイズと words by page構成になっててそれなりに読めるのがありがたい。本をそのままチャプチャーしたかの様なイメージを勝手に想像していたのも悪かったのでしょうけど…。これだと製本版よりかなり安価に情報が手に入るのでこれから頻度が増えそうではある。ただ画像の解像度もそれなりであって、場合によっては物足りない局面もあろうかとは思います。
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さて本題。
72F-35CBox←聞きなれぬOrange Hobbyなるベンダーから1/72のF-35Cがリリースされたので、軽くご紹介いたしませう。
詳しくはないのですが、上海でレジン製、フォトエッチ製パーツを出していた所の製品で、これで一応出来を問わねば72、48の標準的スケールでは各型がコンプリートしたことになりますね。HPのドメイン名がOrangeHobyy.com、ブランド名がOrange Modelで、会社名はYanWu-Model.Co.Ltdと混乱しそうなのですが、本ブログはHobbyの方で統一します。
箱の大きさがタミヤMMシリーズの2~3000円級より小さいにもかかわらず実勢価格4500円と高めですが2個目も注文してしまいました(苦笑)。
72F-35Parts01
パーツ構成(機体除く)です。フォトエッチド・パーツの多くは後述するオマケの分が圧倒的で機体の方はシートベルトその他に限られます。デカールの質は貼ってみないと判らないのですが良さそう。グロス仕上げなのも昨今は上がけクリアーで調整するのが標準的でしょうから(僕には)この方が都合がいいです。
部品構成からお判りかとは思いますが兵器格納庫の再現はちゃんとあります。本機の役目どころが理解されてれば当然でしょう。
72F-35CPartsUp肝心のパーツですがお世辞にも良好とは言い難く、その梨地表面とも併せて80年代のイタレリを想像していただければ判る人には伝わるでしょう(笑)。特にモールドのメリハリがダルで、タイヤとハブの塗り分けとかもフリーハンドじゃ出来ない感じです。
この他はキャノピーのクリアパーツで、薄いスモーククリアー仕上げになってます。

72F-35CFwd外翼は折り畳みも選択出来て、そこは海軍機バージョンとして有難いとは思いますけどヒンジ部の噛み合わせは最新キットとは思えないアバウトさです。セロハンテープの仮止め程度ではしっかりアライメントは出せません。
まぁ最も肝心なボディシェイプの方はと云えば(僕も修行中なのでアレですけど)、背中の形状の解釈が先のキティーホーク社製とはかなり違ってます。どちらも正確だとは言い難いので語弊があるのですが、私見ではキティーホークの方が『らしい』です。
このオレンジ製は丸っこくなっててF-16っぽい背中に見えます。とはいうもののF-35ファミリー全体で実機の背中のラインは一見簡単そうながらかなり各型起伏に富んでいて断面形状でいえば中腹はかなり抉れた部分があり、頂上は平坦でインテーク周りなどは結構低勾配となってます。しかしながら各メーカー解釈は様々でこれと云って決定版が無いのも事実ですね。サンプルに良い実機写真があるんですが使用許可が無いのでお見せできませんですみません。
 写真にはありませんが、F-35各型では課題の主翼付根脚収納部周りの再現もアバウトです(これもまともなキットは皆無)。最も駐機状態で組む分には全く判りませんので問題にはならないでしょう。
72F-35CTop
欠点ばかりではありませんぞ!
何と、以前指摘していたところのキティがオミットしてた左舷尾部上面のこのデバイスの再現があり、嬉しい世界初の正しいF-35C(試験機)のキット化になりました(拍手)。 これが何の役目を担ってるかは依然調査中なのですが、各型場所が異なるのが気にはなるものの実機への興味もまだ低く、『その内リファレンスが出るやろ』って態度で真面目に追いかけてはいません(水爆)。出典が信頼できて誰か知ってたら教えて(笑)。
72F-35CAppend
値段を高め設定にするためか、はたまた他社と違う付加価値を望んだかは知らないけれどこんなオマケ(A/S32A-32 Twing Tractor)がついてます。『イランから安くせぇ!』と思う人もいるでしょうけど、僕はこういうのはあってもよろしおまっしゃん!と思います。別売りで売ってたら買うかな?というと微妙ですしね。

おおっと、忘れちゃいけないアクセサリーパーツですが、この牽引車に加え、AMRAAMとガラガラ蛇X印が2本づつだけという寂しいもの…JDAMくらい付けてよと思います。

とまぁ、駆け足でしたが簡単にご紹介してみましたF-35C…。でもこれ完成する日は来るのかな?コイツが厚木をウロウロし始める頃は、僕はもう死んでるんじゃないすかねーとも思いますよ(笑)。

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