2017年02月06日
江戸の水屋!
承応元年(1652年)に、江戸幕府が、江戸の飲料水不足を解消するために玉川上水を作りましたが、本所・深川などの下町は、上水が隅田川を越えられなかったり、埋め立て地で水質が悪かったりして、飲料水に困るエリアとなっていました。
そこで、水を売り歩く「水屋」という商売が存在しました。
(古典落語に「水屋の富」という演目もあります)
この水屋を例に上げて、二宮尊徳は、
「江戸は水でさえ金を払わなくてはいけないと言う人は、怠け者である。水を売っても金が取れるという人は勤め励む人である。」
と言っています。
昔から、「何事もポジティヴに考えて勤倹力行に励め!」ということですね。
二宮翁夜話:
「一言を聞いてもその人の勤勉・怠惰は分るものである。江戸は水でさえ金を払わなくてはいけないと言う人は、怠け者である。水を売っても金が取れるという人は勤め励む人である。夜はまだ9時なのにもう10時だと言う者は、寝たがる人である。まだ9時前だという人は、勉強心のある人である。すべての事に、下に目を付けて、下に比較する者は、必ず下向きの怠け者である。たとえば碁を打って遊ぶは酒を飲むよりまだよいと言って碁を打ったり、酒を飲むのは博奕をするよりよいなどと自分に言い訳して酒を飲むようなものだ。上に目を付けて上に比較する人は、必ず上向きの人である。古語に、『一言以て知とし一言以て不知とす』とある。そのとおりである。」
私自身、心当たりがありますね。
反省!反省!反省!
ちなみに、二宮尊徳は、倹約して貯蓄するのは、いつか、そのお金を使う必要な時が必ず来るため・・・と言っています。
至言です。
江戸の水屋
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そこで、水を売り歩く「水屋」という商売が存在しました。
(古典落語に「水屋の富」という演目もあります)
この水屋を例に上げて、二宮尊徳は、
「江戸は水でさえ金を払わなくてはいけないと言う人は、怠け者である。水を売っても金が取れるという人は勤め励む人である。」
と言っています。
昔から、「何事もポジティヴに考えて勤倹力行に励め!」ということですね。
二宮翁夜話:
「一言を聞いてもその人の勤勉・怠惰は分るものである。江戸は水でさえ金を払わなくてはいけないと言う人は、怠け者である。水を売っても金が取れるという人は勤め励む人である。夜はまだ9時なのにもう10時だと言う者は、寝たがる人である。まだ9時前だという人は、勉強心のある人である。すべての事に、下に目を付けて、下に比較する者は、必ず下向きの怠け者である。たとえば碁を打って遊ぶは酒を飲むよりまだよいと言って碁を打ったり、酒を飲むのは博奕をするよりよいなどと自分に言い訳して酒を飲むようなものだ。上に目を付けて上に比較する人は、必ず上向きの人である。古語に、『一言以て知とし一言以て不知とす』とある。そのとおりである。」
私自身、心当たりがありますね。
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ちなみに、二宮尊徳は、倹約して貯蓄するのは、いつか、そのお金を使う必要な時が必ず来るため・・・と言っています。
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