ブラックエンペラーに仕える幹部の一人。
ブラックレイン軍団を倒したブロッケンjrと富士山火口付近の特設リングで闘った。「部下の借りを返すせ!」と息巻いていたが、肉弾戦の末、連続のバックドロップをくらい、最後はベルリンの赤い雨で敗れた。
口から黒い熱湯を吐き相手を溶かすというヘル・ポイルシャワーという必殺技をもつという設定だが、本編ではその片鱗すら見せられなかった。
出身:ドシャンブリ星、超人強度:265万パワー
(CV:田中秀幸)
軍団の規模はブラックバッファロー軍団に匹敵する規模ではあるが、リーダーのこの人はブラック・ナイトとはまた違う意味で不遇な超人であった。
というのも、本編ではテリーマンから順に試合経過が流れていくのだが、もうこの際、戸谷アナの実況をそのまま抜粋したほうがわかりやすいと思うのでご覧いただきたい。
「富士大沢崩れのテリーマンです!」
「こちら山中湖、湖岸ではロビンマスクが頑張っています!」
「こちら青木ヶ原の樹海にロープを貼ってラーメンマンが華麗に闘っております!」
「ウォーズマン早くもベアークローだ!ブラックベア避けた!」
「リキシマン自分の倍以上あるブラックズモウを相手にやはり苦戦です!」
「こちら富士山麓ではキン肉マンが5人のブラックサタンを相手に・・ry」
以上、途中経過終わり。
そう、ただ一人途中経過を流してもらえなかったのだ。
なのでこの人の強さを語ろうにも上記の撃破シーンしかないもんだから語りようがないという・・
もちろん口から吐く黒い熱湯なんてありませんことよ。
むしろ特筆すべきは、ブラック軍団で唯一復活をとげたことにある。
劇場版第4作目「大逆襲かくれ超人」でハイドラキングによりニューブラック・レインとして再びブロッケンjrと拳を交えた。
ちなみに部下はこんな感じでハングライダーでブロッケンを強襲した。
さすがのブロッケンjrも多勢に無勢、キン肉マンの元にかけつけた時には服がボロボロで、テリーマンと同じくかなりのダメージは受けていたようにみえた。
「ブラック・レイン」とは文字通り「黒い雨」。
ベルリンの「赤い雨」のブロッケンjrにふさわしいネーミングだったと思う。
けど出身星がドシャンブリ星というのは投げやりすぎだったと思う。
ブラックエンペラーに仕える幹部の一人。
ブラックベア軍団を倒したウォーズマンと暗い富士の風穴洞で闘った。地の利を活かしてウォーズマンを苦戦させたが、肉弾戦の末、最後は二刀流スクリュードライバーで敗れた。
黒い鉄のツメをもつ手を交差させるクロス・ベアークローという必殺技をもつという設定だが、本編ではその片鱗すら見せられなかった。
出身:ジベリウス星、超人強度:450万パワー
(CV:佐藤正治)
ようやく少し語れる人が出てきてくれた感がある超人。なんといってもウォーズマンを苦戦させてるというのは大きいですよ。まあウォーズマンは劇場版だとたいがい辛勝というイメージだが・・
あ、原作ではもっとry・・なので勝ち星を増やしてくれたアニメにはほんと感謝してます。
・・すぐ話がウォーズマンに脱線してしまうな。
最後は二刀流スクリュードライバーで倒されるというこれ以上ないやられ方をしてくれたブラックベアさん。
相手をそれなりに苦戦させ、最後は最強奥義で倒されるという素晴らしいやられっぷりでした。
ちなみに部下の軍団はこんな感じ。
そう、たった9人です。
俺がテリーマンやブロッケンjrの立場なら「少なすぎやろ、俺あんだけの大群に襲われたのに」とマジギレするレベル。
まあその分軍団長が強かったので、そういう意味ではバランスがとれていたともいえる。数で叩き潰すのではなく少数精鋭の軍団だったのだろう。