キン肉マン新聞を買った | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

もうすっかり旬を過ぎた感がありますが、キン肉マン新聞を買いました。


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うっすいガイドブック系かと思ったらマジで新聞なのにワロタ。

本屋を探すよりコンビニを回ったほうが確実です。もう売ってないと思うけど。

内容は本編の振り返りにゆで御大やアデランスの中野さんのインタビュー、そしてキン消しについての記事。俺にとってはインタビューのために買ったようなもんでした。


○ゆで御大インタビュー

自伝「生たまご」や過去のインタビューで語った内容もあったのでそのへんは割愛して目をひいた点を。


・中井御大はカレクックを描きたい。嶋田御大はレオパルドンで1作書きたい。

俺の個人的希望はもう叶えてくださったからなあリキオ外伝で。あとはメイビアかな。


・ビッグファイトの決勝の相手は当初リキシマンの予定だった

クソワロタ。


・レオパルドンは描いていて大変なキャラだったのですぐ消えてくれて助かった。

ワロタ。


・嶋田「本当にこのシリーズの最後を盛り上げていこうと思ってます」

そうか、やっぱりもうクライマックスなんだ。ついこないだ始まった気がするけどもう3年になるんだなあ。

密度が濃い密度が。


・二世のときは敵勢力を「悪行超人」ってひとくくりにしたからキャラの深みが消えてしまっていた。なので完璧超人、悪魔超人、正義超人、とそれぞれに闘う理由をつけた。


素晴らしい。

二世を読んだ時最初に違和感感じたのはこの「悪行超人」というフレーズだった。悪魔超人なの?完璧超人なの?かくれ超人なの?サイコー超人なの?極悪超人なの?戦士超人なの?としっくりこなかったものですが、ちゃんと反省されてるなあ。二世前半なんて完璧超人がほとんど忘れ去られてたもんなあ。



○コミックス新装版と旧版比較表

これは嬉しい。

いちいちコミックス引っ張りだす手間が省ける。


○キン消し200体生鑑定しちゃいました

発行元のサンスポの肉ファンの実家にあったというキン消しを専門店に持っていて値打ちを聞くというコーナー。俺はキン消しには興味がないので「ロビンが封入されてるパルテノン」が1万円と言われてもフーン、と思うだけなのですが、さすがに「サタンクロスが15万円」とか言われるとマジかとは思いますね。


しかしそれよりも何よりも俺が目を疑ったのはコレ。


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ザ・サンゾク-ン 1000円


いやいやいやいや!マジか?マジなのか?

値段のことじゃないですよ、皆さん、サンゾク-ンですよ?

今の時代でまさかサンゾク-ンて誰が知ってんねんって感じですよ。

こち亀でいえば星逃田以上のマニアックなキャラですよ。


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劇場版「晴れ姿!正義超人」に登場。朱点童子に仕える四天王の一人。雪山でブロッケンjrとリキシマンのモーストデンジャラスコンビと闘うが、リキシマンにぶん投げられ、部下の槍が肉体に突き刺さるも最期の力を振り絞って雪崩をおこし、ブロッケンとリキシマンを巻き添えに死亡した。


というキャラです。

映画見てない人は誰も知らんというドマイナーキャラです。

まさか初創刊号でこんなキャラが注目されようとはこの目をもってしてもry


○中野さんインタビュー

・元々編集をモデルにしたキャラが登場するのは好きじゃなかったが、他の作品で出てきて根付いてしまったのでもういいやと思った。


それにくわえてアニメの影響もあるしな・・初期の頃なんて「公子さん」出まくりだったし。

実は劇場版第一作にも公子さんは登場しています。


・キン肉マンは自分にとって勲章。これだけ大きな作品になってるのだから、もう今さら自分が口出すことは何ひとつない。


なんというか・・男の美学を感じる。カッコイイと思いました。


○結論

400円の値打ちはあるので見つけたら是非ゲットしてください。