こんにちは。
家庭問題・心理カウンセラー、工藤ふみ江です。
 

 

数日前、本屋のところで「本を1冊買うと手相占いができます!」というキャンペーンをやっていました。

 

私、ちょっと仕事のことで、これから伸ばして行く方向性を考えていたこともあったので、お願いすることにしたんです。

 

そこで私は60代くらいの占い師さんの前に座りました。

制限時間は10分。ハッキリ終われるようにでしょう。目の前でタイマーをかけました。

 

占:「何を見て欲しいか選んでください」

私:「仕事のことをお願いします」

 

占:「何の仕事をしているの?」「それは長くやっているの?」

私:「カウンセラーです。もう10年目ですね」

 

(心の声)「なんか質問が多いなぁ。私ばかり話させる気?」

 

占:「んー。そうねぇ。。。なんか他に副業した方がいいわ」

 

(心の声)「別に今、副業のことなんて聞きたいと思ってないんだけどまぁいいか)

 

私:「もうやっています。アレコレやってますから」

 

占:「何をやっているの?」

(心の声)「え? それもまた聞くの? ってか、その話はいいんだけど)

 

占:「なんか副業の方が合っているみたい」

私:「え? 合ってないですよ。あ、合ってないというか、別にそちらは長くやろうとも思っていないので」

 

私は続けました。

 

私:「そっちはどうでもいいんです。他にも色々やっているし、私はカウンセラー主体でやっているので、カウンセラーのことを見て欲しいから、最初にカウンセラーとしか言ってないんです」

 

この辺で私はかなりイライラ。

そしたらおばちゃん、あろうことか

 

占:「私はあなたのことは知らないのだから、あくまでも手相を見て言っているんです」

 

(心の声)「え? あなたのこと知らないとか言っちゃう?」

 

おばちゃん、また手相を見て「んー」と悩む。

悩んでいる時間の方が、しゃべる時間より長い。

この「んー」がものすごく気に障る。

 

そして口を開いたと思ったら

 

占:「あなた、カウンセラーやってて苦しくない?」

私:「苦しいなんて一度も思ったことないです。思っていたら10年近くやっていませんよ」

 

この時点でもうイライラMAX。

 

私:「もういいです。やめていいです。手相占いのはずなのに、この線がどうのって全く説明もしないじゃないですか」

占:「今からするんですけど……」

私:「私、色々見てもらったことあるけどこんなの初めてです。しかも制限時間あるのに、んー、んーって悩んでいる時間が一番多いってどういうことですか? もういいです」

 

と、途中で席を立ちました。

 

私がこんな風にすぐに怒ることって、滅多にありません。

しかも、今まで本当に色んなところで観てもらったことがあるけれど、こんな風にイライラしたことってありませんでした。

 

おばちゃんは多分、まだそんなに経験のない占い師だったのでしょう。

だから、「ん~、ん~」と悩む時間が長かったのだと思います。

説明力も乏しかったのでしょうね。

 

実は、我が家の夫、本業が忙しくて今はほとんどやっていませんが、プロのタロット占い師でもあります。

今回のこの体験を話したら

「俺は師匠に、絶対にお客さんの前で、ん~って悩んじゃいけないって強く言われたよ。しかもそんな言い方は有り得ない」

と言っていました。

 

このおばちゃんの一番いけなかったころは、カウンセリング力がないというところです。

 

占いは相手が何を一番観て欲しいのか、何に悩んでいるのか、いち早く察知することが大切です。

それを察知するためには、客の言葉をきちんと拾わなければいけません。

 

おばちゃんは私にあれこれ聞いたくせに、それが全くできていませんでした。

と言うか、察知しようと、拾い上げようと聞いているのではなかったから、私をイライラさせたんですね。

挙句「私はあなたを知らないし」とか平気で言ってしまう。アホです(笑)

 

あのおばちゃんは占いの腕も上げなければいけないけれど、カウンセリング力……客の観察力とか言葉への敏感さとか……そういうのも養って行かなきゃ、また同じことが起きかねません。

 

 

実は以前も……あるセラピストさんにあることをお願いしました。

前もって「私はこうだけど、こうしてもらえます?」と確認してお願いしました。

それは決して安い金額のものではありませんでした。

 

そのセラピストさんは「できます」とハッキリ断言しました。

 

私はそのとき、「私はこうだよ? 難しいかもよ?」とダメな要素をわざと並べました。

それでも「大丈夫。できます。任せてください」と言い切りました。

 

でも……結果、できなかったんです。

思う通りの結果を出せなかったんです。

 

「こうしてもらえます?」と聞いているということは、既にその時点で『他力本願』だということです。

「私は努力しないよ。あなたの腕だけでやってくれる?」と聞いています。

 

その言葉に対して、セラピストさんは「できます」と断言してしまい、料金を前払いで受け取りました。

 

結果、できなかったのに返金もナシです。

 

これもカウンセリング力の無さなんですね。

セラピストは最初、熱意の表れで「できます」と宣言してくれたのでしょう。

 

でも、熱意だけじゃダメなんです。言い切ったら結果を出さなきゃ。

 

私は返金は迫らなかったし、彼女のことはキライではないけれど、今でも苦い気持ちは残っています。

  

 

こういうトラブルって、接客業では意外と多いんじゃないでしょうか。

 

今回の出来事は、前々から思っていたのですが、お客さんとのやり取りで、どんな聞き方をして、どんな言葉を拾って、どんな返し方をしなければいけないのか……それを学んでもらうのって、もしかしてとっても大切なんじゃないかなって、改めて強く思った出来事でした。

 

以前から、セラピストや占い師・治療家さんや接客業の方々向けの、カウンセリング講座を開こうと思っていましたが、本格的にこの講座の準備にかかります。

 

興味のある方はチェックしておいてくださいね。

 

 

それにしてもあのおばちゃん、ほんっと腹立ったわ~。

 

 

 

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