・オーストラリアシドニー⑩ モダンイタリアン「LUMI Bar&Dining」

どうも、ｎａｔｓｕｋｉです。

前回の、

「シドニーエリア① ホテルザ・ウェスティンシドニー」

「シドニーエリア②　サーキュラーキー、ハーバーエリア」

「シドニーエリア③　ロックスエリア」

「シドニーエリア④ シティ & セントラルエリア」

「シドニーエリア⑤ ハイドパークと周辺建造物」

「シドニーエリア⑥ ダーリングハーバー&チャイナタウン」

「シドニーエリア⑦ 世界遺産ブルーマウンテンズ」

「シドニーグルメ① tetsuya's Restaurant」

「シドニーグルメ②Quey Restaurant」

に引き続き、今回もシドニーグルメ情報をアップしていきます。

※オーストラリアではミシュランガイドはありません。

が、その代わりとなる「グッドフードガイド」という分かりやすいネーミングの雑誌が国内で発売されており、本国ではミシュラン星ならぬ「シェフハット」という名目で３ランク付けにして発表されています。

では３件目のご紹介となるのがこちら、

・LUMI Bar&Dining

場所はシドニー、ダーリングハーバー港エリアの上部先端に位置します。
ジャンルはモダンイタリアンです。

オーストラリアでのミシュラン代わりとなる、グッドフードガイドで２ハットを獲得されており、トリップアドバイザーでもシドニーエリアで現在２０位以内と非常に評価の高いレストラン。
それにシーフードが盛んなシドニーの中でも、美味しい牡蠣が食べられるとの事前調べの上、色々な面を楽しみに事前予約した上でディナーにて伺いました。

港の先端という土地柄に合った全面ガラス張りの空間で、まるで夜の海辺に浮かぶ店の様。

店内は無数の小さなライティングが印象的な薄暗い照明に、暖かみのあるオシャレなダイニングバーといったカジュアルムーディーな雰囲気です。

メニューは５皿７０ドルと８皿１１０ドルの２コースのみ。
ただ同日に訪れた、前回にご紹介した「QUEY Restaurant」同様、この日はマザーズデイでの訪問でして、スペシャルコースの１５０ドルのみ。
正直気持ちは通常コースでいいのですが、承諾した上でお願いしました。

では料理詳細に。

・Oyster Dozen Harh

・Snack…サルサ風チップス、ハッシュドポテト、タピオカチップス

・茶碗蒸し

・パンとマスカルポーネバター

・Miso Strone

・Marron…Umeboshi Butter, Finder Lime

・Tagliolini…Octopus, Capsicum

・Tortelli…Duck, Rye Dashi

・Beats Steak 黒ゴマソース

・アンガス牛熟成肉のロースト

・Granny Smith Apple

・Douglas Fir…Extra Virgin Olive Oil, Rhubarb

・Petit Four…Chocolate

・Espress

以上のコース内容です。

最初に本日のコース表をいただきましたが、記載のコースとは一部内容が異なりました。
カキはコースに含まれていなかったので別でお願いしましたが、最終的にかなり他皿かつボリューミーでお腹がパンパンに…

まず一番最初に提供されたのがそのカキでしたが、これが絶品。
このクオリティのオイスターバーがあれば、場所関係なく確実に繁盛店になるでしょう。

コースの最初はチップス、軽い１品かと思いきや３種類あり、こちらも美味しくオリジナリティある素敵なアミューズです。
そして「QUEY Restaurant」に続き、こちらでもまさかの茶碗蒸し、加えてミネストローネと味噌をかけたスープが提供されたりと、和が満載です。
その理由が後で繋がります。

一品一品詳細を書くと疲れるのでここで割愛しますが、どれも美味しい料理ばかり。
特にパスタとビーツのステーキは絶品でした。

サービスに関しても皆さん笑顔が素晴らしく、終始暖かい対応。
ドリンクも、シャンパンやワイン全てを事前にテイスティングさせてくれる気遣いが素晴らしい。
中でもお店の印象を最大限に良くしてくれたきっかけとなる出会いがあり、序盤にオープニングシェフとしてスーシェフをされている日本人の方が声をかけて下さいました。
通りで日本のテイストが所々に組み込まれている訳です。
ヨーロッパでシェフをされていた方がシドニーに移られて３年弱との事で、まさに今のシドニーの食情報を専門の方の見解として色々と教えていただきました。

１人で訪問した事もあり、こちらでは日本人が１人で訪れるのは料理人しかいない様で、珍しさと共に食に対しての共感などもあり、非常に良くしてくれました。
料理もコース外で、ビーツのステーキを是非味見をとの事でオマケとしていただいたり、食べ慣れたメインの和牛をアンガス牛の熟成肉に変えて下さる配慮など、初見でこここまで素晴らしい気遣いのサービスをして頂いた事はおそらく日本でも過去ありません。
ちなみに他のシェフは皆さんイタリア人との事で、本場の味わいです。

トータルで約３時間、とても素敵な時間を過ごさせていただきました。
マザーズデイのスペシャルコースですが、余裕で価格以上に堪能出来たと思います。
それに物価の高いオーストラリアの相場から見て、おそらく通常コースもコスパに長けてます。
何一つ文句無く大満足、料理のクオリティの高さだけでも十分再訪の価値があるのに、トータルの満足度が素晴らしく、シドニーに来る際は再訪間違いなしです。
出来るなら自宅の近くに欲しい、まさに通いたい理想のレストランです。

気になる方は足を運んでみて下さい。

「LUMI Bar&Dining」

http://www.lumidining.com/

ではでは、次回もオーストラリアを代表する一店をご紹介します。

●当ブログで日頃ご紹介している「神戸グルメ」の総まとめとなる統括ページとして、

過去にご紹介したほぼ全ての神戸グルメの全リンクを貼ったページがあります。

かなりの情報量と自負しておりますので、ご興味がある方は是非ご覧くださいませ。

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