訪問していただきまして、ありがとうございます。

よろしければ、応援のポチッと♪をお願いします!

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へ にほんブログ村 資格ブログ 宅建試験へ にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ


  

 

すみません(汗)。

「おっさん,読書がツラい。」とか,そんな話をしている場合じゃなかった。Σ(・ω・ノ)ノ!

 

今日のニュースで,極めて重要なものが報じられました。

こちらです。

 

※リンク:NHKニュース「ドイツ 連立協議決裂で大統領が調整へ 首相は再選挙に言及

 

お昼ごろにTwitterでポロっとつぶやいたりもしたのですけど,なんかドイツ政治に不穏な空気が流れています。

9月ごろの選挙の結果については,すでに皆さんにお伝えしているところです。

メルケル率いる「キリスト教民主・社会連盟(CDU/CSU)」が第一党の座を守ったという結果でした。

 

 

※参照:ドイツ連邦議会選挙2017の結果

 

 

第一党の座を守ったとはいえ,日本の衆議院議員総選挙と異なり,CDU/CSUが過半数を獲得したわけではありません。

議会の議席数のうち,約35%しか獲得していないのです。

 

何せドイツの連邦議会選挙は,皆さんご存知のとおり比例代表制がメインです。

そのため,「比例代表制」の短所でよく言われる「(特定の政党が過半数を獲得することが難しいため)政権が安定しない」という点が,モロに出ている事態に陥っています。

 

 

これは,本当にマズい。

なぜマズいかと言うと,ドイツ(というかメルケル)は,EUの盟主つまりボスです。

ドイツがしっかりしないことには,EUはガタガタになってしまいます。

イギリスとのブレグジット交渉もありますから,EUは一枚岩となって一致団結して事に当たらなければならない。

 

なのに,よりにもよってボスがグラグラだと,EU全体がぐらつき始めます。

相方のフランスはどうかと言えば,まぁ……その……(汗)。

 

 

再選挙と言いますけど,果たしてできるでしょうか。

気になるのが,移民排除を掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」です。

この政党が,この再選挙を足掛かりにして,さらに勢力を伸ばす可能性がある。

 

 

う~ん,もうすぐ年末というのに,この騒ぎ。

 

「時事対策」の教材作成を担当する身としては,のんきな話「勘弁してくれ」ってなもんですが,国際政治に対して大きな影響を与える事情だけに,そんなことも言ってられない。

 

皆さんも,この動きについて,ぜひ注視してみてください。

 

 

山崎豊子よりも,こっちのほうがよっぽど「一般知識等」だと思うけどね。