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試験勉強をしていると、必ずぶち当たるのが「覚える」という作業です。
ここでは、テキストや問題集の解説に書かれている内容を「覚える」という話だと思ってください。
この「覚える」という作業について、悩みを持つ方は本当に多くいらっしゃいます。
そのため、勉強がある程度進んでくると、皆さん必ずと言っていいほど「『覚える』にはどんなやり方をすればいいですか?」と尋ねてこられます。
「『覚える』には……か~。う~ん……。」
こんな感じで悩みます(汗)。
なぜならば、「『覚える』ためのやり方」のベストアンサーがわからないからです。
これは、「私が『1回テキストを読めば、大体のことは覚える人間』だから」ではなく、「色々なことを試して試して、気が付いたら覚えていたから」です。( ̄ー ̄;
私は、どちらかというと、「覚える」ことについては苦手なほうです(例えば、人の名前は半年くらいかけないと覚えられません←ちなみに、教育実習のときの一番の課題はここでした)。
アレでもないコレでもない!と、まるでドラえもんが四次元ポケットから道具を取り出すかのごとく、とにかく色々とやってみてどうにかしたわけです(つまり“力技”なんです)。
そんな“力技”で乗り越えた人間が、書店へ行ってみたら雨後の筍のごとくズラッと並んでいる方法論の本みたいなエレガントな(でもハリボテな)やり方なんぞ、ビシッと提唱できるわけがありません。
だから、悩んでしまうし、困ってしまうわけです。(´;ω;`)ブワッ
今日もこれと似たような主旨のご質問をいただき、回答させていただきました。
そこで、ふと気が付いたことがあります。
「あ、そういえば『回数』をこなしているな」と。
上記のとおり、色々なやり方を試しているわけですけど、やり方が変わっているだけで、同じ情報(知識)に何度もアクセスしています。
一発合格・短期合格者の方たちのことを思い出してみれば、皆さん同じ教材に何度も繰り返し取り組んでいたぞと。
つまり、「繰り返し」「数をこなす」ことが、「覚える」への答えなのではないかと。
「繰り返す」「数をこなす」ことこそ、覚えるための本質であって、繰り返す・数をこなす「対象」はテキストであろうが問題集であろうが、(細かな違いはあるとはいえ)正直どっちでもいいのではないかと思います。
繰り返す・数をこなす「やり方」も無数に存在しますけど、所要時間に違いがあるだけです(例えば、テキストに書かれていることを書いて覚える「写経」というやり方は、めちゃくちゃ時間がかかるだけで、繰り返す・数をこなすやり方という点では一緒です)。
重要なのは、「繰り返して・数をこなしているのか否か」「繰り返す・数をこなす情報が、適切な情報量なのか否か」です。
それと。
ここで言う「繰り返す」「数をこなす」は、たかだか2~3回程度のものじゃないですよ。
5~6回は当たり前だし、10回繰り返してそれでも覚えられないときに初めて悩むものだと、個人的には思っています。