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皆さんは、この記事・ニュースをご覧になられましたでしょうか。
※リンク:NHKニュース「全国犯罪被害者の会が解散へ 18年の活動で成果」
※リンク:時事ドットコムニュース『犯罪被害者の会、6月解散=活動18年「目的達成」』
「全国犯罪被害者の会」は、2000(平成12)年1月に発足した団体で、その名の通り、犯罪の被害にあった方々の支援やそのための法整備などを目的としています。
※リンク:全国犯罪被害者の会
犯罪被害者の支援については、様々な制度が整備されてきました。
裁判制度との関連で言うと、「損害賠償命令制度」や「被害者参加制度」が挙げられますね。
「損害賠償命令制度」は、民事事件と刑事事件で分かれる訴訟制度を横断する画期的な仕組みで、加害者に対する損害賠償請求をスムーズに行えるようにするものです。
「被害者参加制度」は、文字通り被害者が参加する仕組みで、事件の被害者として刑事裁判のなかに直接参加することを制度として保障されるというものです。
※リンク:政府広報オンライン「決して他人ごとではありません。犯罪被害者を支えるには?」
また、犯罪被害者の支援の窓口という役割を「法テラス」が担うことにもなりました(これは、行政書士試験でも「平成21年度問題2」や「平成25年度問題2」で出題されたことがあります)。
※リンク:法テラス「犯罪被害者支援」
今後も様々な面で支援の輪が広がっていくこととなると思いますが、きっかけとなった会が解散するということで、ひとつの節目を迎えたということでしょうか。
会の設立・活動に尽力してきた皆さまに、敬意を表したいところです。