Shout chirpily

今日は須崎で定時のバイト
比較的ゆったりしていました

ゆったり・ゆっくりのランチは

いつもの一葉
田舎メシって感じでした


さて、そんな須崎往復で聴いた今週の1枚です

FIRE & ICE / Yngwie Malmsteen（1992年）

“俺様”インギー様の6作目で
何と日本ではオリコン初登場第1位になった作品です
（2週目には急降下してます）

相変わらず（？）センスの欠片も無いジャケですので
ジャケ買いする人はまずいません

レコード会社を移籍して最初の作品ですので
会社が頑張って売ったんでしょうね～

因みに私が持っているCDも自分で買ったものではなく
当時やってたバンドのVo君が買って
「いらんからあげるわ」ってくれたものです

彼も前評判で買ったものの気に入らなかったんでしょうね

当時私も途中まで聴いてそのままラックに収納・・・
長い年月が流れました

で、20年以上の時が経って久々に聴いてみた的な感じで
ココに登場したわけです

内容的にはクラシック調のもの、ネオクラもの、ロックものと
良く言えばバラエティーに富んでますが
悪く言えば統一感がなく散漫な印象です
（オーケストラまで入れちゃう的な暴挙もあります）

しかも14曲（国内盤はボーナストラックがあり15曲）も同じ調子で
弾いて、弾いて、弾きまくるので
普通の人は最後まで聴ききれず力尽きる可能性があります

インギー様が天才であることは誰もが認めるところかと思いますが
天才だったらもっと出来るだろうって期待が大きいために
普通の作品だったらガッカリするのかもしれません

当時はあまり感じませんでしたが
今回久々に聴いてみて
インギー様の気合いがめっちゃ感じられました

何とも言えない緊張感がひしひしと伝わってくるので
心がザワザワして音楽をゆっくり楽しむことが出来ません
ま、そんな作品です

そして詰めが甘いというか
曲もギターソロも練り込み方が足りないし
相変わらずギターの音は下品です

それでもそれがインギー様なんですよ
ま、全部ひっくるめて彼らしい作品って事ですわ

我が道を突き進む天才に文句を言わずについて行けるのは
母国スウェーデンの人しかいないらしく
バンドメンバーが全員スウェーデン人になってますが
（みんなインギー様の言いなり的な）
インギー様にしては珍しく
前作“Eclipse”に続いてGöran Edman様が歌っています

なかなかの歌唱力で
私も好きなシンガーですが
インギー様が書く曲のキーが高すぎて
彼の良さを消してます

全くもって酷いヤツです・・・

更にこの後Göran Edman様を
「ステージングが酷い」との理由でクビにしてます

もうどうすることも出来ないくらい酷いヤツです・・・

かなりの性格の障害っぽいですが
我々凡人には分からない天才インギー様のことですから
そっとしておくしかなさそうです


ま、1枚で色んなインギー様を聴けるし
得意のフレーズがたくさん詰め込まれているし
お得な作品と言えるのかもしれません


心がザワザワする曲です

エンディングのソロなんか本当に気合いが入ってます
でも完全に楽曲からソロが独立してますけどね


ポップなロックも天才は作れます

しかもVoのキーに合ってるし
多重人格障害でしょうか？



いらっしゃいませ
今夜は家飲みで泥酔です
寒かったので温まろうと思うと温まり過ぎました
四季がなくなってしまった感じですが
大事な事は未来に伝えていきたいですよね
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