こんばんは。

すっかり暖かくなって、毎日快適ですね!

でも、快適すぎて眠くなってしまうのが問題です。


私は特殊体質で、いつでもどこでも眠くなっちゃうので、すごく困ります。

会議の最中とか、上司を交えてとミーティングしてる時とか。


でも、もともと私は中身がネコですしね。

一日12時間くらい眠らないと眠くって~。


そうそう。ひとつ思い出しました。

すごく昔の事ですが、私が受験生の頃です。


一生が決まる大学受験の時に、試験の途中で眠っちゃって。1教科だけですが、名前と受験番号しか書けずに出しちゃったんですよね~


もちろん落ちちゃいました。

でも、ショックだったのは、まさか自分がそんな人生を左右するような重要な時に眠っちゃうなんて。

自分が信じられないとともに、人生に支障ありだわって思いましたよ。


でも、当時はネットもなかったので、ノコノコと試験発表を見に行ったりして。

目の前で自分の番号がないのを見てすごーく落ち込みましたよ。

ホントにアホですよね~


それ以来、ここぞというときには眠らないように、自分なりに工夫するようになりましたよ。

お恥ずかしい限りです。



ちょっと愚痴でした。




さて、続きです。


「そうじゃのう」



父が少しづつ話し始めました。





「あの祠は元々、ちゃんとした神様を祀っておったんじゃ。」



「えー!昔は本物の神様だったの!!今はマイナスオーラばっかりなんだけど。」



「まぁ聞け。ずっと昔のことじゃが、この部落(集落)が水不足になって飢饉になりかけた時にのう、この近所に住んでおった巫女さんに神様が降りてきて、雨を降らして部落を飢饉から助けてくれたそうなんじゃ。それがきっかけでその神様をお祀りするようになってのう。最初の頃は巫女さんが自分でお祀りしとったんじゃが、巫女さんが亡くなってからは、お社から近いバラババの家のあったところに昔住んでおった人に任せとったらしいんじゃ。」



「田舎の神社の始まりみたいね。」



「そうなんじゃ。しばらくはそれで良かったんじゃが、その家の子孫の人達はあまり神様に熱心じゃなかったんで、神様を大事にせんかってのう。榊もお酒も、水さえも滅多にあげんで、全然拝みもせんで。それで、いつの間にか神様は愛想をつかしておらんようになってしもうたんじゃ。」



「うわっ。神様、かわいそ。」



「ホント、神様を大事にせんのはいけんいのう。それがのう、その当時神様を管理しとった人が引っ越していってしまってのう。その後にそこに住んだのがバラババじゃ。バラババは、中に神様がおらんのを知らんで、そのお社を大事にして榊やお酒をあげとったらしい。わしがここに来る結構前のことじゃがな。」



「中身がないのにお祀りしてて、バラババも可哀想ね」



「それがのう。しばらくすると、中に何かが棲み始めたんじゃ。」



「ええー、そんな事ってあるの?でも、神様の後釜に勝手に入ってくるって、神様じゃないんでしょう?」



「そうじゃ。それがあの中におる黒い塊なんじゃ。」



「やっぱりそうなのね。」



「ナツ、お前、あの祠の上あたりに渦巻いとる黒い塊の正体がわかるか?」



「うんにゃ。わからんよ。バラパパやバラ子ちゃんにくっついたりしとる、黒い塊の周りにおる虫みたいなのは見えるけど、あれは真ん中の黒いのにひかれて集まった低級霊じゃいねぇ。」



「そうじゃ。黒いのにひかれて、しょうもない低級の霊がようけ集まっとるけぇ、うじゃうじゃおるいのう。じゃが、あれは本体じゃぁないしのう。」



「ねぇねぇ、本体は一体何なの?」


続きます



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