こんばんは。
お久しぶりです。
昨日はお持ち帰りのお仕事をしていましたが、今日は3週間ぶり、ホント久しぶりに丸一日お休みできましたよ!
仕事は趣味って思いこむように自分をマインドコントロールしていましたが、やっぱりお仕事をしない日って良いものですね。
暑かったので渋谷とか銀座までお出かけとかはさすがに無かったのですが、好きなお料理をしたり、好きなDVDを見たり、好きなケーキを買ってきてお茶したりで、ホントゆっくり過ごせましたよ~。
お陰で元気復活!
やっぱり休むのって大切ですね♡
そうそう。
お盆が近くなるにつれて変なのが増えてきて余計な体力も消耗します。でも、物理的に休んでも結構回復するんですよね~。
お盆休みまであと少し。頑張りますよー!!
さて、お待たせしました。
続きです。
そうやってNさんは退職した会社の幽霊について教えてくれました。
↓
幽霊さん、言いにくいので「黒い人」にしましょうか。
Nさんから聞いたお話しが長かったので、分かりやすく書きますね。
黒い人は私が見た時と同様に、いつもは3階にある社長室のあたりに居ます。社長室に入ったり廊下に出たり。
そのあたりをいつもうろうろと。
黒い人、パッと見た目は黒い霧状のものですが、目を凝らすと形が見えてきます。そう。真黒な人の形をした霊体。
普段は3階にいる黒い人ですが、Nさんが会社で残業している時には3階から降りてきます。
Nさんは毎日0時くらいまで1階の営業事務室で残業していましたが、黒い人は大体夜の10時を回ると1階に降りてくるんです。
そう。10時を過ぎるとほかの人は大体帰ってしまって、事務所の中はNさん一人になります。
そして、黒い人が降りてくるのはいつもNさん一人になってからです。他に誰かいたら滅多に下りては来ません。
あ、一回くらいはあったかもってNさんは言ってましたが、いつも黒い人を無視してるので、一緒に残って残業してる人は全く気づきません。
黒い人は音もなく階段を降りて廊下から事務所への入口のドアを半分開けます。そして、顔を半分出して、中をじっと見てるんです。
「どうして見ていないのに階段を下りるのがわかるんですか?」って聞いてみたのですが、下りてくるのが見えますよって言うのが答えでした。
Nさん、すごー。
事務所に黒い人が来たのがわかるのは、ドアノブがカチャッと音を立てるのが聞こえることからです。そして、ドアがゆっくりと開くんです。
最初の頃はNさんはびっくりしたみたいですが、何もされないしそのうち慣れてきて『また来たのか』と思えるようになってきました。
黒い人は何もしません。ただ見ているだけ。
そして0時頃、Nさんがかばんを持って帰ろうとすると、さっとドアのところから居なくなります。
そして、いつも最後の一人なのでカギを閉めて会社の外に出て社屋を見上げると、必ず3階の窓からじっとこちらを見ているのです。
そしてNさんはいつものように車庫に行って自分の車に乗り込んで家路につきます。
車は会社の裏にある駐車場から事務所の横を通って会社の前の国道に出ますが、その時も
上を見上げると黒い人は3階から下を見ているんです。
まるでNさんを見送るかのように。
一体黒い人は誰なんでしょう?
何のために毎日昼間は社長室の辺りに居て、夜になると下に降りてNさんを見にくるのでしょう?
そんな疑問を持ったままNさんはこの会社に長年勤め、とうとう確認できないままに退職してしまったのです。
続きます~
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にゃん。