今回は久々に板橋区坂下の人以外には伝わらない、
蓮根住民の蓮根住民による蓮根住民の為の超絶ローカル地元ネタで攻めようと思います。
以前、俺の尊敬する植村直己さんの展示館(植村冒険館)のお話をした事がありますが、
そっから更に高島平方面へと進んだ人通りの少ない路地の左手に
こんなお店があるのを蓮根住民の皆さんはご存知でしょうか。
ええ、あたしゃ蓮根に10年チョイ住んでるくせに最近まで知りませんでした。
だって地元に住んでても裏通り過ぎて通らないものこの道。一方通行だしʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ
でも最近になって何となく見つけてしまったので、
一見客の入りにくい排他的なコミュニティだったらどうしようと一抹の不安を抱きつつ
俺だって小豆沢病院がまだ木造だった頃に産まれた
生粋の板橋っ子だ文句あっかと言わんばかりに
エイヤっと暖簾をくぐり「やってるかしら?」と軽いノリで突入してみた。
したら人の良さそうなマスターとお手伝いさんらしきアジア系のオネーサンと
初老の優しそうな紳士の常連さんが笑顔でお出迎え。
カウンターと小上がり数席の小さなお店で店内も年季の入った昭和の佇まいだけど、
客席からも見える厨房のフードはピカピカに磨かれており、
また熱帯魚とそのアクアリウムも綺麗にお手入れされていて
飲食店のクリンリネスに人一倍敏感な僕ちゃんもこの時点で心を開いてしまった(´∀`)
メニューリストはシミがあってうらぶれた感じだけど、まぁこんくらいはご愛嬌で。
さてココのお店は何があるのかなっと。
うーん全体的にリーズナブルだな(´∀`)
んじゃとりあえず生ビールと、あとはやっぱ焼きとりじゅんちゃんって店名なので
焼き鳥を何本か頂いておこうかしら。
んで中生とお通しをつまみつつ、焼鳥は何がいいかなと選んでいたところに
マスターが「ウチはもつ煮が自慢だよ」とオススメしてくれたので
もつ煮に目がない僕ちゃんは二つ返事でファーストオーダー。
こちらがマスターのオススメ、もつ煮込(550円)。
白味噌をベースに、具材は白もつ、コンニャク、豆腐、ネギといったシンプルな内容。
そしてお味のほうはっつーと、
モツは臭みもなく肉厚で、むっちりねっとりとした軟らか~い食感。
甘味鹹味のバランスも良く、コク深いまろやかな仕上がり。
ここらへんでこーゆー白味噌のモツ煮を出してる店はないよとマスターは仰ってたけど、
出してるお店があるかどうかは別として、このモツ煮は確かに間違いなく美味しい!
こら時間かけて仕込んでんな~、真っ先にオススメしてくるのも頷けるよ(´◜౪⊙`)☝
くそー、さすが未開の地ハスネ。駅から離れた場所にまだこんなお店があったとは・・・
お次は焼き鳥オーダーより、ねぎま(価格不明)。
マスター曰く、ココの焼き鳥は鰻用の竹串を使って焼いているんだそうな。
確か鰻串のほうが0.5㍉ほど太いんだっけ?
そんでそれが焼き鳥にどんな効果をもたらすのかはよう分からんけど、
とにかく香ばしくモッチリと焼きあがっていたよ(´∀`)
ハツと砂肝(各2本300円)。
タレは鶏の風味の邪魔をしないサラサラのあっさり薄口で、
両方ともふっくらとした軟らか食感。屋台の焼き鳥と違ってお上品な美味しさ!
あとお酒はウーハイを3杯ほど頂いたんだけれど、
これでお会計2,750円ってチト安くね?
てゆーかお酒4杯とモツ煮と焼き鳥4本で既に2,500円は超えてる計算なんだけど、
んじゃお通しとネギマは一体幾らだったというのだ・・・(;ಠ益ಠ;)
とにかくその味と安さもさることながら、
俺みたいな一見に対しても優しく気さくな気配りをみせてくれる
マスターとオネーサンの緩やかなキャラクターもあり
俺的にはとても居心地の良いお店だったりしたワケさ。
この地で30数年営業しているという、実はそれなりに歴史のあった昭和の焼き鳥屋さん。
こりゃ多分通ってしまうな。駅から逆方向だけど、開拓してみてよかった(´∀`)
でも閉店時間は22時と早いので、仕事帰りだと長居出来ないのがタマにキズ。
最近は21時過ぎの帰宅が多いからね~。ブログ書くヒマもなかなかないのよ(´ω`)
焼きとり じゅんちゃん
【住 所】東京都板橋区蓮根2-12-13
【電話番号】03-3968-2174
【営業時間】15:00~22:00
【定 休 日】月曜日
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