若冲展の前に、招待券をいただいていた『第34回 明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展』(上野の森美術館)を鑑賞してきました。

 

上野の森美術館大賞展

 

将来有望な若手作家を顕彰するために開催されているという展覧会。展示室をのぞくと油絵や水彩画だけでなく、日本画や版画、アクリルやメディアミックスなどもあり、ジャンルは非常に多彩でした。抽象画が多いのかなという先入観がありましたが具象的なものもあり、表現方法の豊富さにも驚かされましたね。

 

女性のグループが、「私はこれが一番」と作品を指さし、思い思いにマイベストの作品を選んでいる姿も目にしました。それも公募展の楽しさの一つではありますよね。

 

大賞や優秀賞なども選定されていますが、私も個人的に気に入った作品がいくつかありましたので作家さんの名前を挙げてみますと、フジテレビ賞(優秀賞)の粂原愛さんをはじめ、柿崎覚さん、田中基之さん、Izumiさんのものが非常に印象に残りました。

 

なかでも特にインパクトを受けたのが瓜生剛さんの作品です。脳裏に焼き付くような強烈さがありました。機会があればほかの作品も見てみたいと思いましたね。

 

鑑賞後は『第33回上野の森美術館大賞展 入賞者展』ものぞいていきました。高木陽さんをはじめ前回、入賞された方々の作品が展示されていましたが、こちらも素晴らしかったですよ。

 


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