誠意が通じない相手への対処法 | 医師の前世療法・催眠療法~京都

医師の前世療法・催眠療法~京都

京都でヒプノセラピー(催眠療法)に取り組む医師が、前世療法、インナーチャイルドセラピー、潜在意識や催眠について語ります。うつ病、パニック障害、社会不安障害、恋愛・夫婦問題、生きがい、天職探し、子育てなど多様な悩みを解決できるのが催眠療法の特徴です。

私たちが愛念と真心でその人に接して、
骨折りをしてあげても、その誠意が通じず、
ひどい言動をしかけてくる人も世の中には存在します。


世の中には、善悪正邪さまざまな心の人がいます。
いつまでも過去にされたことを恨んでいて
そこからなかなか抜け出そうとしない人もいますし、


まわりの人間がずるい勝利者で、自分だけ損していると
ひがんだ目でしか世間を見れないために、
いつまでも幸せが引き寄せられない人もいます。


そのようなレベルの人はいつまでも幸せが
引き寄せられないのに反省をせず、
自分の思考にこちこちに固まっています。


過去と今を切り離し、思考を柔軟にし、
たえず新しい悟りを求めていくことでこそ、
魂は進化できるのですが、それがわからないのです。


ずるい方法で勝ちを一時的に得ても、
時間の裁きにより、必ず、メッキは剥がれます。


一見、勝ち組のようになっている人や、
ずるいことをして得をしたかのようになっている人も、
それは一時のことでしかありません。


永遠ともいうべき、長い旅路を歩む魂の道では、
時間の裁きによって、悪は滅び去るのです。


一時の部分だけを見て、うらやましがったり、
自分だけ損をしているとかいう人もいますが、
早く、宇宙の本質に気づいてもらいたいものです。


色々と大変なご苦労をされている場合も
降って湧いたような災難は、前世での行いの報いです。


それが頭では理解できても、それでも、
ひどい仕打ちには腹立たしさや、
また、悲しみを感じておられることでしょう。


人は誰でも、災難をうけて、
少しずつ業が払われていき、同時に
内面が成長して、悟りも深くなっていきます。


そうすると、自然に悪い人との縁は消えていくものです。
もし、あなたが愛念と善意で精一杯されたのなら、
神様は、すべてをご存知です。


誠意が通じない相手に対しては、
もし、断ち切れる悪縁であれば、切っても良いのです。


神様は決して裏切ることはありませんが、
人間は、恩義など忘れて後足で砂をかける人も多いものです。


ですが、世の中にはそういう人ばかりではありません。
少ないながらも真心が通じる人が必ず存在します。


100人のうち99人までが恩を忘れてひどいことをして去っていったとしても、
たった一人、しっかりとあなたのしてきたことの真意を
理解して、信じてついてきてくれればそれでよいのです。


100人に1~3人ぐらいは、どんなことがあっても、
支えてくれたりねぎらってくれたりして、
本当の信頼関係を構築できる人が必ず存在します。


人様に良かれと思って善意で行ったことを、
神様は必ず見ていてくださっているので、
時間はかかっても、そういう素晴らしい人材を連れてきて救って下さるのです。


もし、あなたを苦しめる相手が同居している親や子で
物理的に絶縁ができないのであれば、それは、あなたに託されているのです。


この人を愛してあげなさいと神様から託されているのです。
わが子が難しい状況にある場合などはこのケースです。


そのような難しい子がなぜわが子として授かったのか。
それを考える必要があるということです。


課題なのですから、その子を愛することを
やり遂げるなら、必ず、報われる時がきます。
それを信じて、悩まず、落ち込まず、前進していきましょう。


縁を切れる相手の場合も切れない相手の場合も、
すべては前世由来の人の縁であり、自分の課題です。


なかなか友達や恋人ができないという人の場合も、
3人の真の友人や援助者を得るためには97人の無駄骨が
必要であると最初から悟っていれば、いかなる仕打ちを受けても平気でいられるようになります。


自分が出す愛念と真心を人間のためにと思ってしていると、
裏切られると腹が立ちますが、すべては神さまのためなんだと
悟っていると、なんとも思わなくなります。


神様のために生きていて、神様のために尽くしたくて、
その神様が人類を愛しておられるから、私はその
神様のために目の前の人を助けていくのだという「悟り」です。


そうするとすべては「自分と神様の世界」であり、
他人の言動などは関係なくなるのです。


信じられない形で裏切られるとか、ひどい仕打ちされるのは、
前世のどこかで自分が似たようなことをしたのが
戻ってきただけなので、それで借金の清算が終わったと解釈していくことをおすすめします。


しばしば、「心がけが悪いのにこの世で繁栄してる人がいる」
と不満をいう人がいます。
「自分はこんなに正しく生きてるのに彼らに及ばない」と。


この世で、心がけが悪くても繁栄している人は、
前世の貯金があるのです。前世ではそこまで心がけが
悪くはなくて、たまたまチャンスがあって善徳を積んでるのです。


しかしその当時の善徳は本当の悟りから積んだ
善徳ではなかったということであり、その結果として、


今生で自分がいろいろな面で優位に立つと、とたんに本性が出て、
他者を見下して、心がけが歪んでしまったということです。


その結果どうなるかは、わかりきっています。
やがては前世の貯金が底をつき、転落下降しますし、
死後、霊界ではつらいあがないの期間が待っています。


天国ではなく地獄のほうに行くことになるでしょう。
そして、来世はまた低いところから、もう一度やり直しです。
このようなことになる魂も多いのです。


そういう「行きつ戻りつ」を繰り返しながら、
やっと本当の意味で深く悟り、
やっと進化していくのが普通の魂レベルの人の姿なのです。


こういうのは中根の魂に多いのです。
なお、下根の魂はずっと低空飛行ばかりです。


魂のレベルを上根、中根、下根などと分類して
分析することで見えてくるものがあります。
中根や下根の魂とはそんなものなのです。


魂の幼稚園児、小学生、中高生、大学生、社会人と
分けて考えるのと同じ話です。


これに対して、かなりの進化をとげている上根の魂は
最初から神様一筋に歩めるレベルまで到達しています。


それでも名誉欲や権力欲や虚栄心などにとらわれると
ひっかけ戻されて転落するケースもあるのです。


この世で生きるとは、上根、中根、下根のさまざまなレベルの
魂の玉石混交する中で自分の魂を磨いて
みずからは上根を目指すことでもあります。