猫の犬歯の歯周炎がひどかったので

抜歯を行いました。

 

動物の抜歯の場合、全身麻酔をかけないといけないので

気管チューブが入っています。

 

犬歯というのは、一番抜きづらい歯で

全長のうち、埋まっている部分が半分以上です。

なので、抜歯する時は歯肉をはがして

埋まっている歯の周りの骨を削って・・・

など、大変な手間がかかるわけですが

 

今回は、歯周病が非常に進行したせいで

元からグラグラしていたこともあり

わずかな手間で抜くことが出来ました。

 

色々器具を準備していたんですが

半分くらいは使わなかったです。

 

色がついている部分が歯肉に埋まっていた部分。

歯根の感染が進んでいたせいで

根っこの部分がだいぶ溶けてしまっていますが

本当は歯肉に埋まっている部分の方が

長いんです。

 

担当(院長)