食べ過ぎて肝臓が大変

今年の営業が6日から始まったわけですが、今現在まで来ていただいた方の全員が食べ過ぎの状態になっていました。まあ、毎年大体そうなのですけど。

整体では食べ過ぎを大変危険視しているのですけど、現代人のほとんどが常習的な食べ過ぎをしています。それに気付いていない人も多く、指摘しても「先生、私は小食ですよ」と言われる。しかし食事内容を聞いてみると、まあうちの家族全員分を1人で食べているのだから、驚きです。

食べ過ぎの身体というのは色んな処でチェックできるのですが、例えば足首が太くなります。あまり気にして足首を見られる機会が少ない様で、これに気付いている方は極わずか。また、今気にして見てみたとしても、すでに長年食べ過ぎているものだから、標準が分からない様です。
他にも肝臓が腫れますから、右腹を触っても分かりますし、胸椎9番を触っても分かります。
あるいは、以前に紹介しました「食べ過ぎ体操」をしても分かりますね。これは調整にもなりますし、是非ともやって欲しいと思います。


また、整体は体内の乾燥についても危険視しているのですが、食べ過ぎは乾きの原因になります。乾くと冷えがきつくなりますし、良い事は何もありません。
肝臓というとお酒のイメージが強過ぎますが、実際には仕事の多い臓器でして、色んな事で肝臓には負担がかかるのです。

様々な症状がありますけど、減食するだけで改善するものがたくさんあります。栄養過剰が危険なわけですから、食べる量が少なくてもサプリメントなどを摂られていては、やはりダメです。何かサプリメントは身体に良いと思い込んでいる人が多くて、そういう認識が広まっている状況は怖いなと。
本来身体は必要な物を欲する様にできており、不要な物は拒むわけです。しかし常習的に食べ過ぎていると、そのセンサーが鈍りますので、何が必要で何が不要なのかの判断がつかなくなります。この状態になると、どんどん不健康な方向へ向かってしまいますから、大変危険です。

というわけで、食べ過ぎは本当によろしくありません。
しっかりとお腹が空き切るまで待ってから食事をされる様にすると良いでしょう。