「反応はあるのに」なときのクロムツの釣り方を妄想したらSNSでアドバイスをもらう。誘い方を変えるよりも仕掛けを…特に幹糸を細くすることでクロムツが口を使ってくれることがあるみたい。複数の達人がそう言っていたので低活性なクロムツへの対策として幹糸を細くするは定石のようだ。
仕掛けを細くすると急に食いがよくなったという経験はLTアジでしている。市販の仕掛けで主流のハリス2号では全くといっていいほど魚信が出せなかったところ、ハリスを1.5号に変えれば、バリバリと食ってくるほどではないがポツリポツリとはアジを拾えるようになった。それ以来、LTアジの仕掛けは1.5号で作るようになった。1.5号だとサバが食ってくるとハリスを切られることがあるが、アジの釣果は、仕掛けを細くしてから安定した。
へた釣りがクロムツ用に作っている仕掛けは幹糸が12号で枝ス7号。ミヤエポックから発売されているLT深海キンメ&アカムツという仕掛けを参考に枝スの号数を8号から7号に落としてある。枝スを細くしたのはその方が餌の動きがよくなるのではと考えたから。幹糸は丈夫であればよいと考えていた。ところが、深場の達人さんたちによれば「クロムツには幹糸が見えており、渋い時は幹糸を細くするといい」。羽田・かみやのLT深場の五目で使うオモリは150号なので、幹糸は思い切って6号まで落としてみてもいいような気がする。クロムツの歯によるハリス切れ対策で、幹糸よりも枝スの方が太くてもよいとのことなので幹糸6号、枝ス7号という組み合わせもありみたい。
ここで不安なのは市販の多くの仕掛けで幹糸は12号以上だということ。オモリが150号というだけなら6号もあれば十分なような気もするが、メダイやシマガツオなど暴力的な引きをする魚が釣れることがあるのがLT深場の五目だ。幹糸6号だと切れる可能性があるのかな? 何種類も仕掛けを作ると仕掛け選びに悩むことになるので、幹糸6号で問題がなければ、今後作る仕掛けは全部幹糸6号の物にしたいのだが……。
著者: へた釣り