■梨泰院の異色の名所、イスラム教中央モスクを見学! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

いっさいの偶像を廃し、唯一言葉だけが掲げられたイスラム教のモスクですね。



私がソウルでこよなく愛する街、梨泰院(イテウォン)は毎週、金曜日になると車道がとても混みます。それはイスラム教徒の方々が、モスク(礼拝堂)である「ソウル中央聖院(서울중앙성원)」に集まって礼拝を捧げるためです。


立派な車も集まるし、たくさんのアラブ系の人を乗せたバンも集まります。それで梨泰院で美味しい料理を食べたついでに礼拝堂を見学してみました。


アラブ料理は私の大好物で、梨泰院でいくつかの行きつけの店がありますが、店の主人と話をするうちに一度は行ってみたいと思うようになっていたんですね。


現在でこそ、モスクはソウルに数ヵ所存在していますが、梨泰院通りから道を入って出会うこのイスラム寺院は、1969年、当時の朴正煕大統領の特別配慮によって韓国政府が約1500坪の土地を喜捨し、サウジアラビアなどのイスラム国家が建設費用を支援することで、1974年に着工し、1976年に開院した韓国最初のイスラム聖院です。まさに韓国イスラム教のメッカというやつでしょうか。


1階に韓国イスラム中央会の事務室と会議室、2階に男性礼拝室(427㎡)、3階に女性礼拝室が設置されています。女性のほうが上なんですね。付属建物としてイスラムセンターもあり、イスラム教子供たちの教育のための「マドラサ(神学校)」、イスラム文化研究所、学生会などの傘下団体の事務所が入っています。


中に入るためには、女性は服装が制限されており、半ズボンや短いスカート、ノースリーブなどの場合、その上から隠れる長い服を借りて、それを着て入ることになっていますよ。



入口には韓国語で「神様以外に他の神はいません。ムハンマドはその方の使徒です」とあります。



寺院内部の説明。



「ここは礼拝を捧げる敬虔な場所であるの静粛にしてください」とあります。
また、「絵のような服装の訪問客は警備室横の着衣室で準備された衣装を着てください」とも。



女性のまずい服装の例です。



でもとりあえず女性が一人も見当たりませんでした。まだ女性は礼拝が終わってないのかな。



緑のアラビア文字は私も右側のだけ読めます。「アラー」ですよね。






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