■SF映画をネタに夫婦の微妙な会話はやめましょう!^^; | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。


「見つけなければならない。目が覚めた理由を」


たまには韓国映画以外の映画も、特に日本より先行して公開されている秀作についてはご紹介したいと思っているのですが、今回は先月、妻とのデートのつもりで二人で観てきたSF映画『パッセンジャー(原題:Passengers)』(モルテン・ティルドゥム監督)をご紹介します。これは壮大な宇宙旅行の映画であるわけですが、実は妻はけっこうこういう類が好きで、スターウォーズシリーズの大ファンだったりするんですよね。それで二人で楽しんで観て来ることができました。特に私はかなり面白かったです。♪ヽ(´▽`)/


『ハンガー・ゲーム』の美しいジェニファー・ローレンスさんと『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラットさんが主演で、「宇宙船内で極限状態に置かれた男女の愛と運命を描いたSF大作」というわけですが、120年冬眠しながら宇宙間航行をして移住をする途中に、機械の故障で90年も早く目覚めてしまったたった二人の恋と冒険の物語です。冬眠装置の故障によって自分たちだけ目覚めて、目的地に着くこともできずに宇宙船の中で生涯を終えるのか、という極限のストレス状況があり、宇宙船の故障というパニックと闘う手に汗握る冒険もあります。でもそれ以外は、見方を変えれば、とっても美しい宇宙の真ん中で、愛し合う美男美女がたった二人、最新の設備完備のゴージャスな宇宙船を二人占めしながら、特にやることもなくひたすら遊んで暮らすという「とてもうらやましい話」でした。


実際、冬眠する5000人を乗せた巨大な宇宙船は豪華であり、映像美はすばらしく、アミューズメント施設はあり、ユーモアある話し相手のアンドロイド・バーテンダーはいるし、それを楽しむ立場で見れば、私は「これは最高の幸せを描いたロマンス映画ではないか」と思ったわけです。もちろん、故障によって目が覚めた二人による恋愛であるという条件ゆえの“強制ロマンス”であるということはあり、特に詳しいことはいえませんが、一介の貧しいエンジニアであったクリスさん演じる「ジム」よりも、ジェニファーさん演じるリッチな有名作家の「オーロラ」ちゃんがかわいそうな立場にあります。


それで、私はそれを妻に確認してみたわけです。「私はやっぱり、二人は愛し合っているんだから幸せなんだと思う。私たち夫婦もこうなったら、たった二人で毎日リッチに楽しく暮らしていけるからいいんじゃないか?」と妻にいったのですが、妻の答えは「何いってんの?たった二人だけで楽しいわけないじゃない。人生が楽しいのは、たくさんの人とぶつかり合って生きていくからに決まっているのに、私はこんなの絶対ごめんよ」とマジに反論された、ということですよね。うむむむ。やっぱりそんな気はしていたのですが、映画の中でも「オーロラ」ちゃんのほうには確かに「恨み」があったんでしょうねえ…。(^ヮ^;)



【あらすじ】 20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アバロン号が、新たなる居住地を目指して地球を出発した。乗客たちは目的地の惑星に到着するまでの120年の間、冬眠装置で眠り続けていたが、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが、何故か90年も早く目覚めてしまう。2人は絶望的な状況の中で生き残る方法を模索するうち、互いに惹かれ合っていくが…。





































映画『パッセンジャー(原題:Passengers)』(モルテン・ティルドゥム監督)予告編。

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