無事、日本でのセミナー旅行の日程を終えて韓国の自宅に帰ってきました。今回は日本の子供たちの姿をとてもたくさん見ることができて、話もできたし、うさぎ島である大久野島ではうさぎ以外にいのししがうろついているのを見たりとか、個人的にもいろいろと癒しの旅でした。ヾ(≧∇≦)〃♪
日本での食べ物も、下関で食べた本場の瓦そばをはじめ、とっても美味しかったです。ただ、毎日、日本の煮物や甘味&塩味の料理を食べていると、口はとっても美味しいけれど、やっぱりお腹のほうに力が入らなくて困るということがあります。熱を発生するニンニクや唐辛子が足りず、食べた後に体に力がみなぎる感じが足りないために、それを求めて食べ過ぎたり、逆に食べる力が出なくなってきたりします。まあ、一言でいうと韓国料理に体が慣れている、ということに過ぎないのですが…。(^ヮ^;)
●「オモニの連れは皆、私のオモニ」
そういう中で、今回の旅行で“最高の一食”であったのは、私たち皆が韓国料理への恋しさが募っている時に、一行の中の一人のハルモニが、北九州市で娘さんが韓国式焼肉屋さんを経営しているということで、娘さんがホテルまで来られて、私たち皆を接待したいとおっしゃってくれたわけです。
もう皆、大喜びでご馳走になり、さらに禁断症状になっているのでとにかくよく食べたのですが、私はその中で一人青ざめていました。というのは、本来その夜に食べるはずだった予定の値段の分だけお金を最初に受け取られたのですが、それは本当に小さい額なのに、出てくるお肉のほうは、韓国でもとうてい食べられないような日本の上物牛肉たちであるわけです。
それだけならまだいいのですが、その上に皆、日本の高級な韓国焼肉がどれほど高価かを知らないこともあって、韓国にいる時の感覚で大量にお替りして食べ、日本人客なら絶対にしないだろうサンチュのお替り、キムチのお替りまで韓国式にどんどんしてしまうので、私は「店がつぶれるのではないか」とまで思ってしまいました。(´ぅ_ ;`)
最後に私が青い顔で、あのお金で本当に大丈夫なのかと申し上げたのですが、娘さんが笑顔でおっしゃる言葉が、「オモニ(お母さん)と一緒に旅行される方たちは皆、私のオモニたちであり、アボジたちですから、ひさしぶりに故郷の父母たちを接待できて嬉しいです」ということでした。
店を出ながら、まさに韓国の「オモニ」、「アボジ」たち40人(!)が、日本で韓国焼肉をもう食べられないというくらいに食べることがどんなに贅沢なことかをご存じない顔で、でも心から満足して幸せそうにしながら、口々にそのハルモニと娘さんに感謝の言葉を述べているし、ハルモニも娘さんも満面の笑顔でそれに応えているので、私も一人だけ青かった顔色を元に戻して、やっぱり一緒に笑顔になることにしたのでした。(*´▽`)
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