■甘酸っぱくて貴い日本のお土産と茗荷にまつわる思い出!´▽`)/ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

九州から来られた方がわざわざ持ってきてくださった茗荷の甘酢漬けです。



●「とてもスマートでびっくりしました」 ^^;


今回、大阪では2泊3日の間で講義、講演を実質4回させていただき、今日は1日休みをいただいてゆっくりできました。2泊3日間、駆け足で、最後は急遽一講座が増えて、話し終えるや否や、そのまま車ですぐ空港に出発という感じになりましたね。♪ヽ(´▽`)/


このブログの読者ですといってくださる方も多くいらっしゃったので、この場をお借りしてお礼を申し上げます。皆さん、たいへん温かく迎えてくださって、本当に多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。やっぱり故郷日本はいいです。心からの「おもてなし」に感動をいっぱいいただきました。(´ぅ_ ;`)


その「温かさ」は、ゲストとして来られた来賓の方々にも伝わったようで、私が講義をする前に貴賓として挨拶をしてくださった、ある在日の女性作家の先生が終わった後に、「このような問題をテーマにしながら、こんなに明るく笑いにあふれている集会に初めて参加した」とおっしゃっていましたよね。たしかに私の講義もいつも笑いが絶え間なく起こるのですが、それ以上に、司会の方や他のスタッフの方々がとても明るく温かかったからだろうと思います。


ちなみに、初日に最初の会場に到着するや否や、迎えてくださった方が、「ブログ、拝見していますが、食べ物の記事や写真ですっかり太っていらっしゃるのかと思っていたのですが、とてもスマートでびっくりしました」と、大阪のご婦人らしく率直にいってくださいました。決して「スマート」とはいえないとは思いますが、でもそんなに太っていると思われているんですね。(^ヮ^;)


これだけ食べ物の話ばかり書いていれば当然そうなると思いますが、毎日、手軽にご紹介できるということで、どうしても1日に3回は目の前に出会う食べ物の話になってしまうんですよね。肖像権もないし、気を使う必要もないですしね。(>_<)



●味というものに目覚めさせられた「茗荷」


ということで、今日も相変わらず食べ物の話題として、日本からのお土産としていただいた、高級梅干し「勝喜梅」と、それとは別にいただいた茗荷(みょうが)の甘酢漬けをご紹介します。共に韓国では手に入らない貴重なものたちです。


韓国にも梅の漬物自体は「メシル・チャンアチ(梅漬け)」といって存在していますが、そちらはコリコリした甘いだけの味で、ぜんぜん違うものです。茗荷も韓国にもあって、「ヤンハ(襄荷)」というらしいですが、私自身はまだ一度も見たことがありません。


高価な高級梅干しが美味しかったのはもちろんですが、実はもう一つの茗荷漬けのほうに、私は特別な思い出があるんですよね。というのは、私はこれを食べるのが、まだたぶん人生で3~4回目くらいだと思うのですが、貴重な思い出の食べ物なんです。


それは初めて食べた時のことなのですが、当時、子供だった私は、テレビの『まんが日本昔ばなし』で「みょうがの宿」というお話を見て、「そんな食べ物があるのか!」と思って、母親に「食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい、食べたい」と駄々をこねて探してきてもらったわけです。


母はお味噌汁に入れてくれたのですが、「これが『あの』茗荷という食べ物か~!」と思いながら神妙に食べたので、子供心にもとっても美味しかったんです。本来は苦手なはずの苦味と香りが不思議に幻想的に感じられるとともに、「これが大人の深い味なんだなあ」と思いました。


私が「美味しい、美味しい」というので、母親も「こんなものが好きだなんて変わった子供だ」といっていましたが、私としてはその「こんなものが好きだなんて」という言葉がとても誇らしくて、それ以来、食の妙味を探求するという世界が私自身の中に芽生えたわけです。すなわち、私が変わった食べ物に出会って「こんな味が!」と思う時には、私の中では実は子供の頃の、母の前で茗荷を食べたその瞬間が再現されているということなんですよね。


ということで、この茗荷漬けは、実は九州は熊本から来られた方が、近所で摘んでご自宅で漬けてくださったものだということですが、私の思い出の味として、とっても感慨深く美味しくいただいている、という話でした。ご馳走様でした!ヾ(≧∇≦)〃♪



いただいたお土産、「はちみつ仕立て」の高級梅干し「勝喜梅」です。


立派な箱に入っていて。


立派な包装がされています。


見るからに丹精込めていますね。


甘酸っぱくてとっても美味しかったです。


そしてこれが別にいただいた熊本発の茗荷の甘酢漬け。


苦味や独特のくせがまったく感じられない、とても優しい味でびっくりしました。ヾ(≧ㅠ≦)〃♪



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