日本の美味しいものをいただきながらも、時間が経てばやはり韓国の我が家の家庭料理が恋しくなるのはどうしようもないですね。それで少し前に撮った、私の大好物のおかず、妻の「チャンジョリム(장조림、醤油煮)」の写真をご紹介します。これもまだ秋の頃に食べたがゆえに「食欲の秋」シリーズですね!ヾ(≧∇≦)〃♪
これはたしか去年の今頃も、秋の食欲の友としてご紹介したかと思いますが、ずっと。それこそ私が韓国に住み始めて以来の好物なんですよね。今回のものは妻が得意な「牛肉うずら卵チャンジョリム(쇠고기메추리알장조림)」ですが、作っている妻の姿を見かけて思わず嬉しくて写真を撮ってしまったものです。(^ヮ^;)
25年も前の韓国に住み始めた昔、下宿のおばさんが出してくれるおかずの中で一番の好物だった、いわば思い出の料理ですが、一般家庭の「ミッパンチャン(作り置きのおかず)」料理であり、韓国の醤油で煮込んだがゆえに、「チャン(醤)」+「ジョリム(煮物)」といいます。醤油がよく染みて日持ちがするため、冷蔵庫にしまっておいては食事のたびに出ししながら、しばらくの間、ご飯の友となります。
今回も、台所でうずらのゆで卵を発見し、居間で妻がテレビを見ながら牛肉の塊を手で裂いているのを確認してから、一人「ムフフフッ」と喜んだというものです。(*´ヮ`)/
作り方は、牛肉を水に浸して充分に血抜きを行った後で、茹でる時には、玉ねぎ、大根、にんにく、ネギ、コショウ、お酒などを入れて柔らかくなるまでよく煮込みます。その後、中身の野菜はすべて捨てて、汁を後から煮汁として使いますが、肉は取り出して冷ましたものを、妻がテレビの前に座って、筋の流れに従って5~6センチの塊に切ります。
うずらのゆで卵と、青陽唐辛子の炒め物を別に作り、それらと共に、肉の煮汁適量と、裂いた肉、韓国のチンカンジャン(陳艮醬)大さじ4、ククカンジャン(つゆ醤油)大さじ2、砂糖大さじ2、ニンニク10個を入れて火に掛け、煮立ったら蓋をして弱火で10分ほど煮込んで出来上がりです。うちの妻はそこにプラスして自家製の梅のエキスと、「料理エッセンスヨンドゥ」という大豆を発酵させた調味料を入れていました。
できたものは、我が家ではいくつかのパックに分けてキムチ冷蔵庫に保存し、おかずとして少しずつ食べますが、特に私は朝ご飯のメインのおかずですよね。美味しくて、ご飯がどんどん進みます!♪ヽ(´▽`)/
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