真実を探すブログさんのサイトより
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3196.html
<転載開始>
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今年4月に閣議決定された「防衛装備移転三原則」ですが、この新三原則に基づく武器輸出が正式に容認されました。輸出する武器は迎撃ミサイル「パトリオット(PAC2)」の部品で、アメリカに輸出される予定です。アメリカは第三国への移転を想定しており、他にも様々な武器輸出が検討されています。また、F35戦闘機用のミサイルを英国と共同研究することも決定しました。

日本は目標を追尾するための技術が物凄く優秀で、イギリスのミサイル技術と日本の誘導技術を組み合わせることで最新型の高性能ミサイルを作る方針となっています。既にドイツなどとも戦車の共同開発、共同研究で合意済みで、日本の防衛産業が活発に動き出したと言えるでしょう。

日本の技術が発展するのは嬉しい事ですが、それを他国にバラ撒く可能性を秘めている武器輸出には私は反対です。それに、「日本が支援している!」ということで恨みを買う可能性も有るわけで、リスク面でも武器輸出は危険だと思います。
もっとも、日本は今までも車両や暗視ゴーグル等をイスラエルやアメリカなどの各国に提供していたことを考えると、そんなに大差は無いのかもしれません。
武器輸出以上に危険な集団的自衛権も決まってしまいましたし、日本が「ミニアメリカ」のような国家になってきたと感じられます。

☆政府、ミサイル部品輸出容認へ 米企業に、第三国移転も
URL http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014071501002074.html

引用:
政府は、米企業からライセンスを得て三菱重工業が製造している迎撃ミサイル「パトリオット(PAC2)」の部品をライセンス元に輸出することについて、「防衛装備移転三原則」に基づき、容認する方針を固めた。近く国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会合で正式決定する。米企業は中東カタールへの第三国移転を想定しているとされる。政府関係者が15日夜、明らかにした。
 武器や関連技術の禁輸を定めた従来の武器輸出三原則に代わる新三原則に基づき、NSCが輸出容認を判断するのは初めてになるとみられる。輸出後の管理はライセンス元の企業「レイセオン社」に委ねられる。
:引用終了

☆日本の武器輸出が本格化、英とミサイル研究・米にセンサー
URL http://p.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FM1K820140717

引用:
[東京 17日 ロイター] - 政府は17日、戦闘機用のミサイルを英国と共同研究することを決定するとともに、米国から打診のあった迎撃ミサイル向け部品の輸出を許可した。

4月に導入した新たな武器輸出ルールのもと、国家安全保障会議(NSC)が判断した初の事案で、日本の防衛装備品の海外移転と国際共同開発が具体的に動き出した。

<三菱電機が参画>
英国と共同研究するのは、F35への搭載を念頭に置いた空対空の中距離ミサイル。英国の持つミサイル技術と、目標を検知・追尾する日本のセンサー技術を組み合わせた際の性能などを分析する。
:引用終了

☆武器輸出三原則見直し後初、米へミサイル部品輸出決定


☆海外見本市に日本の防衛産業初参加


<転載終了>